#5

琥珀状の永遠のいくばくかが此岸に配されたという認識で在りました 言語体間の親密なまじわりは果てしなく移行は遷延するばかり 私たちはわたしたちのどうにもならなさってものをゆびさきに玩んでねむるようすでおりましただってしようのなかったものだからほかにしようがなかったしんぱいなんかはしなくていい? くすくすみていてあたしのがらすはそれだからかわいい かわいいって憂鬱? ねえききたい? ききたい? そんなんならべてせかいだって言いたいだけなのどうせならってききたい? 言いたさの根源ってふつふつするみたくわかんなくてもてあまします知りたい知りたさ刺しとおせないで空欄置いてく恒久回路界隈の可塑性がらみのあれこれぜんぶも置いてくって報告ついでだっておこらないでねこがそこでないてる だから 再演さんざめいてしうしうってしてるの ひとりで まひるにうかんで線と春と水面とらえがたくかってだってうるさい うるさい ねえ わたしがきらいでわたしにならない粒子群の可読性だけを蒐め点綴し収蔵してくださらない 魔法的でいいよねってしったふうにわめいて 夜のなかのひかりの ひとつだってすきだよ さめるくらいつめたい あますくらいとかして そうして寝室の半分程度の螺学的空洞をつうじてあちらがわをのぞきこむことのかなうのです(ようやくです) わたしのかけらのだれかの月の しらべてみたっていらないだけじゃない 写本の一節なぞってみたってどこにだってふれないきりじゃない

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