#3c ロールド・アラート


6月9日 14時20分

二間市 上赤津場

大型商業施設 "Buy-las"バイアス

ファウンテン・スクエア




同じく、"Buy-laS"に遊びに行くらしい人々に混じって、市バスに揺られること10分程。


車窓どころか、なんなら海晶学園からでも裕に見える巨大な建物の足元に、光弥は立っていた。


「相変わらず、でかいなぁ・・・・」


大きな正面出入口前の広大な広場を、休日の観光に訪れた多くの人が行き交う。


その真ん中から見上げてみれば、視界いっぱいに広がる威容の、これまたなんと大きな事か。


8階建ての"Buy-laS"自体は元より、幾つかの連絡橋で繋がった、横の駐車場棟も同等の高さ。


そしてその屋上からは、空を衝かんとばかりに厳然として、ホテル部分が聳えている。


ちょうど"h"の形をしたこの巨大建築物、たしかその高さは90m程だったか。


これだけの大きさだと言うのに、3桁の大台に届いていないとは驚きだった。


蟻の視点から象を見上げると、こんな眺めなのだろうか。


と、そんな比喩で表すも、いささか的外れな例えだと、遅れ馳せて思う。


大きくても小指の先程しかない蟻と、人間でも見上げるほど大きな象とでは、きっとこの比ではない、想像もつかないような光景を見る事だろう。


「光弥くん、どうかした?」


すっかり足を止めてしまい、そんな身のない考えを捏ね回す光弥に、隣の香が声をかけた。


「ああ、うん。

・・・・待ち合わせの場所は、中に入って奥の方の、大きな噴水広場、だっけ」


いつまでも呆けている場合ではなかった。


促されて、"Buy-laS"の出入り口へ歩を進める。


開放されている3つもの扉の付近で、"2人"は入場していく人々の流れに乗って行く。


即ち、この場にはいつもの3人組でなく、正木だけはついて来ていなかったのだ。




――――掃除用具を片付け、3人が合流したタイミングで、"彼女"からの返事は来た。


面倒をかける謝辞と、それから待ち合わせの場所とを伝えられる光弥。


「・・・・了解。

じゃあ、これから向かって・・・・14時半にその場所で、って」


すると、そこに香も付いてくると言い出した。


香としても、友人だという"彼女"と会うのは数日ぶりだし、確かに様子の気になることだろう。


「あたしは、光弥くん達のお話が終わるまで、どこかお店に入って時間潰してるから、終わったら呼んでね。

――――え、光弥くん、またケータイ持ってないのっ!?

・・・・じゃあ、入り口近くの喫茶店にいるから呼びに来てよ、もぅ・・・・」


着々と段取りが決まっていく中、正木は1人、家に帰るつもりだと明かしたのだった。


「仕方ねぇだろ。

眞澄とも、あの小学生達とも知り合いじゃない俺が行ってもな。

どうせ、お袋に夕方の店番を押し付けに、一旦帰らなきゃなんねぇし。

――――俺がいると皆が怖がって話がこじれそう、だ?

・・・・その通りだけに、言い返せねぇ・・・・」


もちろん、こういった気遣いの出来る正木とは、心根の優しい真っ直ぐなヤツである。


ただ、自分からそういう面を出したがらずに跳ね返ったり、その見た目から第一印象が悪くなりがちというだけで。


特に今回は、緊張感の漂う微妙な展開が予想され、光弥もフォローに回れるか分からなかった。


だが、いずれ然るべきタイミングで、正木のメンツを挽回する機会をきちんと作ってやりたい、ところだった。




「――――おい香。

どんな感じだったか、後で教えろよ?

まずは情報が必要だしな」


「うん、わかってる。

・・・・ふふ、それにしてもアンタって、案外気が利くよね♪――――」




―――― 一方で、光弥の知らぬ所で”同盟”を結んでいる正木と香。


この時も、実はひっそりとこんな密約を交わしていたのだが、光弥には知る由もない事であるのだった。




光弥達は、2層のガラス戸で構成されたエントランスポーチを、建物内部へ進んで行く。


自動ドアは開きっ放しで人並みが滞ることはなく、スムーズに冷房の効いた空気の中へと踏み入られる。


そうして訪れた者をまず受け入れるのは、"Buy-laS"自慢の日当たり良好なエントランスホール。


1階から5階までが吹き抜けで繋がった、実に広大で明媚な空間は、休日に繰り出してきた人々でごった返していた。


「――――こんなところまで来られるってことは、怪我はもう平気ってことなんだろうな」


その言葉は、脚を手酷く痛めていた明癒と、運び込んだ病院で眠り続けていた"彼女"を想っての呟きだった。


やはり薬師寺医師の言っていた通り、怪我はしっかり快方に向かっていたらしい。


とは言え、ほっとするべき予想とは裏腹に、光弥の気分までも晴れやかとはいかず。


"Buy-laS"の中は湿気も暑気も取り払われ、快適な気温となっている筈なのに、どうしてか身体にずしりとのしかかる、妙な感覚。


それはむずむずと忙しなく疼き、背筋を時折、冷ややかに撫でてもいく。


そして、指定された施設中央の広場へ歩を進めていく度に、尚更に緊張はいや増していく。


されど、そんな情けない己を払拭せんと、光弥は一声、腹を括って考えを吐き出してみせた。


「そんじゃ、行ってくる」


「うん。

頑張ってね、光弥くん!!」


「頑張ってって・・・・告白するんじゃあるまいし、そんなに真剣に励まさなくても平気だってば」


「あ、確かに、女の子に呼び出されて大事な話をするって、それだけ聞くとそれっぽいっ。

やっぱり嬉しい?」


「心境的には、職員室に呼び出されたみたいな緊張感だし、とてもそんな気分には――――」


失言だな、と、光弥はバツが悪くなって頭を掻いた。


"彼女"達の事を、まるで面倒事めいて扱っている自分に気が引けたのだった。


「――――まぁとにかく、眞澄さん達に変に気を使わせたりしたくないしな。

出来るだけ、自然体で行くようにするよ」




その時、やはりどうにも硬い表情の光弥に対し、香はふと真顔になった。


いたずらっぽい表情を引っ込めるや、今度は神妙な様子で口を開く。


「・・・・あの、光弥くん?

一個だけ、どうしても聞きたい事があるんだけど、良い?」


香は、その丸っこい眼をピタリと光弥に向け、問いを投げかけた。


見るからに本気の真っ直ぐさが伝わって、光弥は頷きながらも思わず気圧されてしまった程だった。


「光弥くんって・・・・梓の事、嫌い?」


「え・・・・。

い、いやっ、そんなこと!!

僕には、好き嫌いとか言える余地なんてさ・・・・」


「それは分かってる。

・・・・あ、2人の昔の事は分からないよ?

だからね、今はとにかく、光弥くんの純粋な気持ちだけ教えてほしいの。

梓の事は・・・・嫌い?」




――――果たして、それはまったく新しい切り口だったと、光弥は思っていた。


いざ聞かれて、しかし答えになりそうな言葉が、一つも浮かんでこない。


真っ白になって硬直してしまった思考、其処には自分と相手を取り巻く事情が一旦取り払われて、今の率直な驚きだけが湧き上がっていたのだ。


「考えたこと、無かった」


「え?」


振り返って8年もの長い間、"彼女"への負い目を、光弥は抱えてきた。


だというのに、いざその向こう側・・・・即ち"彼女"本人についての感想を探すと、これがまるで見当たらない。


自分の事情で目が眩み、肝心の相手への感情が希薄であったことに、光弥は今更のように気付いたのだった。


呆気に取られる2人。


しかし、先んじてそこから抜け出した香は、次にどういう訳かパーッと表情を輝かせる。


「――――それってつまり、ここから仲良くなれる可能性もあるってことだよね!!」


「え、そうなる?」


「そっかぁ、良かったっ!!

それだけ聞ければ、今は十分かなっ。

・・・・それじゃ、あたしはひとまず離れて待ってる!!

頑張って、ちゃんとお話し、してきなさいっ!!」


と、香は何やら勝手にお姉さんぶって、自分なりの解釈に嬉しそうに納得してしまっている。


鳩が豆鉄砲ならぬ、強引な理屈を食らわされた間抜け面で、怒涛の展開に目を白黒させる光弥。


しかし、やがては香の調子の良さにを覚え、解れた笑顔になっていた。


「分かったよ、そうする。

・・・・よし・・・・っ」




大きく深呼吸。


それから改めて息巻くと、ようやく自分の中の気持ちと目的が、一致した気分になっていた。




――――あの決別の夕べ以来に、"彼女"と会う。


でも、それに対する光弥の心持ちはきっと、思っていたよりももっと単純な形で良いのだろう。


香との会話のおかげで、光弥はそんな結論に辿り着いていた。


(・・・・"彼女"の事を、少なくとも嫌いと思うはず無い。

それは、断言できる。

だったら・・・・そんな"大事な人"が困って、傷つくのを見過ごさないのが、"日神 光弥"ぼくだよな)


とかくそうして前へ、倦むこと無く進む。


そして、そんな己を見失ってしまう原因でさえ、もとを辿れば"彼女"ではなく己自身の中にしかないのだということにも気付けた。


未だに渦巻く蟠りや恐れも、それを越えて行かねばならないと宣言したのは、他ならぬ光弥である。


それに何より、自分が怯える理由を"彼女"にばかり負い被せるのは、筋違いもいいところだ。


ふと、爺様の古い言葉がしみじみと、光弥の胸に蘇る。


(――――まずは顔を上げて、目の前を見る。

目の前の出来事を素直に受け止めないと、だな)


初心とはいつだって正しい方向へ導いてくれるのだと、光弥は過日に想いを馳せた。


「光弥くん、どしたの?

・・・・って、そっか、やっぱり緊張はしちゃうよね。

でもきっと平気だよっ!!

とにかく当たって砕けちゃえ!!」


「それはそうなんだけどさ・・・・砕けちゃダメでしょうよ」


と、深呼吸をしてからが妙に長い光弥を案じて、香は息巻いて声をかける。


相変わらず、微妙な励ましであるが。




――――・・・・お姉ちゃん・・・・っ――――




その甲高い叫び声が聞こえてきたのは、そんな時だった。


この雑踏の中だと言うのに、その声は鮮烈に耳朶を打った。


あるいはもしかしたら、こんな日常の喧騒の中だからこそ、よく耳に届いたのかもしれない。


突然に訪れた受け入れがたい凶事に困惑して、恐怖して、傍にいる大事な人に縋ろうとするような。


こんな場所に似つかわしくない、聞いたことのあるだったからだ。




「ねぇ、光弥くん?

あれ、どうしたんだろう?」




香が指差したのは、遂に目の前に見えた約束の噴水広場の、向こう側。


光弥達が着たのとは反対側の通路前の一角では、道行く人々が足を止め、既に人集りが出来つつあった。


広場中央に聳える、立派なオブジェと噴水でよく伺えないが、しかし其処にいる”誰か”の声・・・・ひどく切羽詰まった叫び声に、光弥はより強く引き付けられた。


いや、それどころか、光弥の予想が正しければこの声の持ち主は・・・・。


「行こう」


「う、うん」


言うが早いか、即座に駆け出す光弥と、それに続いていく香。




――――いきなり倒れたんだって


救急車呼んだほうがいいかな?


すげぇ苦しそう・・・・


あんなに可愛いのに、病気か何か?――――




集まり、ヒソヒソと囁きあう野次馬を強引に掻き分け、人垣を抜ける。


その最中、光弥の胸中には奇妙な胸騒ぎが膨れ上がっていた。


先程聞こえてきた悲痛な声に動揺したのもあるかもしれないが、この感覚はそれだけでは無いように思う。


まるでそれは、"彼女"が灰爪の怪物に襲われ、それを探して走り回っていた間の緊張と焦燥。


そんな"嵐の予感"に、嫌になるほど似ていた。




「お姉ちゃん、どうしたのっ!!??

お姉ちゃんっ!!!!」




果たして、人垣の中心にいたのは、光弥が予想していた通りの、見知った2人だった。




「光弥、さん・・・・!?」


一つ結びの金髪を振り乱し、涙を浮かべながら倒れた少女に縋り付く、明癒。


「くぅっ、ぅっ・・・・!!!!

はぁっ、はぁっ・・・・っ!!!!」


そして、きつく胸元を押さえ、長い黒髪を振り乱して苦しむ少女。




「――――助けて、ください・・・・っ。

お姉ちゃんが・・・・お姉ちゃんが・・・・っ!!!!」




「――――あ、梓っ!!??

梓、どうしたのっ!!??」


目の前の状況に対し、香は直ぐさま"彼女"の傍へ駆け寄り、光弥は縋り付いてきた明癒を抱き留めた。


「梓、梓っ!!??

どこか苦しいの、ねぇっ!!??

ど、どうしよ、どうしよぉ・・・・!!??」


激痛を堪えているのか、"彼女"は身体を丸め、荒く短い息を吐き続ける。


どう見てもただ事ではなく、今にも命に関わる事態に急変してもおかしくない。


「い、一体何があったんだ明癒ちゃん!!??

"彼女"は、なにか病気でもあるのか!?

それとも、誰かになにかされたとかか!?」


「わ、分かんない・・・・っ!!

お姉ちゃん、頭を押さえてたと思ったら・・・・悲鳴を上げて、急に倒れちゃった・・・・!!

それからっ、ずっと、胸を抑えててっ、息も吸えないみたいで・・・・っ!!」


「――――だっ、だったら、とにかく病院だ!!

救急車、呼ばないとっ!!

・・・・電話!!

明癒ちゃんでも、香ちゃんでも、とにかく電話をっ――――!!」


「落ち着きなさいっ、君!!」


その時、ひたすらに動転して喚く光弥の肩が、ぐいと力強く抑えられていた。


見知らぬ初老の男性が、光弥へ真っ直ぐに厳しい声をかけていた。


「男の君まで動揺してしまえば、女の子達が不安になるだろう!!

まずは冷静になって、出来るだけ傍で励ましてあげなさい。

救急車なら先程、私が呼んでおいた」


その男性の言葉を聞いた光弥は、空回りばかりだった思考が冷水を被ったように静まり、冷めていくのを感じた。


光弥はどうやら、とんだ悪手ばかりを選んでいたようだ。


何が起こっているのかなんて、見るからに誰にも分からない。


なのに、考えるだに光弥以上に動揺しているだろう明癒に向かって、思考停止に問い質したがって、全くもって義にもとる。


なによりも、こんな単純な理屈にも気付けなかった事こそ、未熟と不覚以外の何物でもない。


正直・・・・それを指摘した男性の年格好のせいで、昔からの”条件反射”が働いたことも否めなかったが、それで我に返れたのなら御の字だった。


「・・・・ありがとうございます、助かります」


一転して、光弥は決然とした態度で男性と向かい合い、小さく礼を示すとともに感謝を述べた。


光弥のその眼はもう、焦りと恐れに振り回されることなく、冷静に自分のすべき事を写そうとしていた。


黙って頷く男性に、光弥はもう一度小さく礼をし、沸き上がる焦燥を捻じ伏せて"彼女"の傍へ駆け寄る。


確かに、無駄に混乱に囚われることは無くとも、"彼女"の身を案じる不安までは封じ込めきれはしなかったのだ。


「大丈夫かっ、眞澄さんっ!?

今、救急車が来てくれるから、頑張れ!!

あ、いや、もう頑張ってるか・・・・!?

落ち着いて、深呼吸・・・・も無理か・・・・っ。

けど・・・・でも、大丈夫だっ。

皆、傍にいるから・・・・!!」


酷く苦しんでいる"大事な友人"を見て、光弥は上手く言葉を纏められないでいた。


だが、すぐ傍で聞こえたその声に、"彼女"はそれまで固く瞑っていた目を開き、その黒曜色の瞳に光弥を写していた。


「――――」


「え・・・・なに、梓っ!?」


「――――ひの・・・・がみ・・・・く」




悶え苦しみながらも、それでも無理を推して呼び掛けるのは、光弥へ向けてだった。


息も絶え絶えで、話すのを香に諌められながらも、それでも"彼女"は手を伸ばし、呼びかけていた。





「 逃げてっ・・・・明癒ちゃ・・・・達・・・・連れ、て・・・・っ !!」




一聞して不可解な梓の言葉に、目を見開く。




「日神 光弥さん、ですね」




その背後に、低い声が囁かれたのは同時だった。


先の男性とは違う、聞くだけで一瞬で緊張の張り詰める声音に、咄嗟に振り向く光弥。


そこにいたのは、不自然な格好をした大柄な男。


夏だと言うのに分厚いジャケットを羽織り、野球帽を目深に被って、その眼は光弥を真っ直ぐに見据えている。


まるで向けられた短刀の鉾のように、鋭くて厳しい眼差しだった。


そして、それを見た瞬間に光弥が思い浮かべたのは、あの白髪隻眼の戦士の姿だった。


両者に共通するのは、まるで抜身の刃のように張り詰めた気迫。


所作一つ一つを取っても、宿っている精神の力が端々まで巡り、只者ではないと思わせる凄みに漲っている。


それは、この日常の場には、あまりにもそぐわなかった。


なにか一つ見落とした途端、全てを失う。


そんな鉄火場を行く者のみが持ちうる気配だった。


果たして、屈強な体躯を持つその男は、光弥の警戒の視線を無視し、焦りを顕に口を開く。


「冷静に聞いて頂きたい。

そして、直ぐにこの建物から脱出してください。

ここにはまもなく、”晶獣”レクリスが現れます」


「なっ・・・・!?」




一瞬、その意味を理解するのを、光弥は"拒否"していた。


それ程に、有り得るはず無い状況だったからだ。


否、有って良い筈がない。


こんなにも人の多く、白昼堂々もいいところなこの場でが起こるなど、到底在ってはならないのだ。




< ジリリリリッッッッ――――!!!!>




しかし、その真偽を問う間も無い速さで、状況は動き出す。


突然、危機感を煽る激しい音が無数に轟き、耳をつんざくような不協和音となって建物内全てに響き渡っていた。


「ゑっ!!??

なっ、何・・・・火災報知機!?」




周囲に不安が伝播していく中、光弥はただ一人、質の違う動揺に青ざめていった。




――――「逃げてっ・・・・!!」――――




”彼女”の放った言葉。




――――「”レクリス”が現れます」――――




屈強な男の告げた警告。




「・・・・・・・・・っ」




そして未だ止まぬ、光弥の胸騒ぎ。




すべての事実が最悪の方向を指し示そうとしていた。




(本当に・・・・今、此処に?

・・・・こんなにも大勢の、無関係な人がいる、この場に・・・・!?)




冷や汗が頬を流れ落ちる。


けたたましく鳴り続けるベルの音は、まるで地獄の門を封じる鎖が千切れる音のように、光弥には思えた。




――――To be Continued.――――



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