NEXT...Gladi'oath 04




降りしきる氷雨の濡らす、夜闇の中。

あたかも離れ得ぬ宿命かのように、彼らの行く末は三度交わる。

迷える少年と、惑える少女。

そして、無垢なる命と、悪しきいのち

交錯する、熾烈なる衝動。

活路はただ、闘争の先に。

鉄火の死線が真理を告げる。

"All or Nothing.” 全 か 無 か 

不退転の戦いに、烈剣は再び吼え上がる。



第4章

逢戦オウセン




「それでも私は、あなたを・・・・忘れられない――――たすけて・・・・ひのがみ、くん・・・・」



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