第52話 理想と現実と
2024/6/20 テンカ 理想と現実と
今、一番のお気に入りの女の子が出勤の予定になっています。
せっかくですので、今日は彼女に僕の一日を充実した物にして頂く事に致します。
出勤の予定の更新をすると、午前からの出勤に変わっています。
女の子の気ままな性格は知っていたのですが、出勤は午後からと油断をしていました。
しかも、もう誰かの手垢が染み付いているではありませんか。
取るものはとりあえず、全速力でお店を目指します。
彼女を指名して、待ち時間を待機します。
2時間半の待ち時間の2時間10分を回ったところでお店から連絡が入ります。
「体調不良で・・・。」
夢も希望もありません。
子猫のような気ままな行動は、どうにも僕の心をかき乱して惹きつけていきます。
お店に戻り女性店員さんから返金をして頂きます。
「女の子のふりかえをしますか?」と聞かれましたが、もう充分にこんなプレイを楽しませていただいております。
「すいません」なんて言わないで下さい。
お店を出たものの、せっかく大宮まで来ているのです。
ここは別のお店に入って新たな出会いを模索するしかありません。
お隣の系列店で、女の子を物色します。
指名した女の子の、お洒落な水着姿のお尻ポスターを眺めて呼ばれるのを待ちます。
2階では、パネルと印象の違うテンカちゃんが待っていてくれました。
僕にはちょっとお姉さんのような気がしますが、彼女から見れば、僕はもう中年末期の老人です。
お互いの妥協が愛のある空間を作ります。
ハグをしていただき、更に上の階に案内してくれます。
階段の先をいくテンカちゃんのランジェリーからチラチラと覗くおしりへの興味が抑えきれずに、下からそっと手を差し込んで、丸いお尻を堪能します。
肉感的な臀部が階段を上がる度に収縮し、僕の手の平に柔らかさをアピールしてくれています。
お部屋に案内して頂いて、テンカちゃんのランジェリーをふわりとめくると、そこには魅力的な天然素材がそのままの形で目に飛び込んできます。
こんなことになっているのであれば、もっと階段で楽しんでおくべきでした。
テンカちゃんは僕に話題を振りつつも、テキパキと僕を脱がしていきます。
ランジェリーを脱がすのを手伝わせていただきましたが、慣れているのかあっさりでした。
お風呂ではふわふわに泡立てた石鹸で僕を洗いながら、舌使いの甘いキスをしてくれます。
湯船に浸かった僕を、鉱物の輝きを放つ舌に絡ませながら、更に奥へと導いてくれます。
「大きい。」
もりもりのリップサービスは心地いいのですが、
僕がお願いしている「カッコイイ」「イケメンだ」とは口が裂けても言ってくれないような気がします。
お部屋に戻ってテンカちゃんが用意をするまでは、もてる為の自主トレです。
「こんなに激しく動いちゃうよ!」とアピールします。
そんな僕を微笑みでかわして、おねだり上手なテンカちゃんが僕にお願いをしてきます。
「ねぇ、舐めてくれない?」「・・・大好きなんだけど・・・ 」
最後まで言わなくても大丈夫です!
僕なんかに甘えてくれるのであれば、導いて差し上げます。
久しぶりに女性を楽しんでいる感じがします。
しばらくすると、テンカちゃんから控えめな甘い声が聞こえてきます。
ここをこうすると反応が良いですね。
こんな感じですか?
あぁ!ここをこうされるのが好きなんですね。
昔は考えられなかった行為ですが、今ではこの瞬間が一番楽しいかもしれません。
お礼と言わんばかりにテンカちゃんが僕を愛してくれます。
「こうすると気持ちいいんだよ」と女の子の楽しませ方を教えてくれます。
確かに男の僕でもこれは効きます。
いよいよとなりテンカちゃんが降りてきてくれます。
「全部入った。ちょっと動かないんでいるんだよ。」
お勉強をさせて頂いてから、いよいよ二人が混じり合います。
とろける舌先が僕に絡みつきます。
体勢を入れ替えてテンカちゃんを引き寄せます。
いつもよりも長く、いつもよりも深く女の子と一体になっていきます。
この子とならば、◯✕のような終わりのない対局を、ずっと続けていけるような気がします。
系列店ですのでいつもと同じ形のタイマーがメロディを奏でます。
やはり最後はいつものように慌てるのですが、テンカちゃんはゆっくりと僕を受け入れて、「さぁ、来て」と僕の最後を見守ってくれます。
気持ちよく最後を迎えた僕を確認すると、そのままイタズラをするように僕を律動させます。
今、流行っているこの行為を、僕はすっかり好きになっています。
「今度はマットしようよ。」
笑いながら僕を責め続けるテンカちゃんは、僕の好みの若さではありませんが、実は僕の心が求めている女性像なのかもしれません。
アカンベーをするような自由で気ままな、若々しい魅力を持つ女の子はもちろん大好きですが、成熟して包みこんでくれるような優しさの女性も良いかもしれません。
理想は理想、現実は現実で、どちらも僕に夢を与えてくれる素敵な女性達です。
また遊んでね。
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