第39話 出会った頃のように

もてない僕が迷い込んだ強面の闊歩する恐ろしい世界。

時代は流れクリーンに生まれ変わったこの街には、綺麗な女性がひしめいています。


お金を払わなければ目も合わせてもらえませんが、それさえ払えば全ての夢が叶います。

遠い異世界に行かなくても、現実世界にもこんな夢の様な街が存在します。

ドラクエでパフパフしまくった方も多いと思います。あの勇者ばかりにいい思いはさせられません‼️


今度の冒険では、あなた自身でパフパフを体感いたしましょう!

必要なのは、生活を切り詰めたゴールドとほんの少しの勇気です。


今は現代、病を恐れる事なかれ!

まずは生活を改めよ。無駄を省くのです!

聖剣と聖水を駆使し全ての姫達を救うのです。


さぁ勇者よ、いざ街に繰り出さん!




2023/10/17 まゆう 出会った頃のように

いつかの夏休みに満を持してお会いした女の子がいます。確実に好みなので出来れば避けておきたかったのですが、欲望に負けて会いに行ってしまいました。

2日連続で会いに行った事も良い思い出ですが、あるサイトに書いてあったように、僕が訪問したばかりに・・・。

心に刺さった苦い思い出でもあります。


そんな僕の心に、いまだに残っている女の子の1人が、出世魚のように名前を変えて僕の近海に戻ってきています。

ただ、予約はいつもすぐに完売してしまいます。

そして、ついに今日の日を見つけました。午前中に仕事終わらせて、すぐにお店に連絡をします。

明らかに1枠しか残っていません。

長いコールの後で店員さんが電話に出ると、今対応が忙しいので30分後にかけて欲しいと言われます。

30分後にかけ直すと、20分後に・・・、20分後に・・・。

その度にインターネットで女の子の安否確認をします。

もうドキドキです。

もし取れなかったら、この店員さんを一生恨む事でしょう。

ようやく予約の対応をしてくれます。間に合ったのでほっと胸をなでおろします。

すでに半分以上の道のりを走破していますので、これでダメだったら目も当てられないところでした。


お店に到着してアンケートを記入します。

この店での呼ばれ方は、お父さんに決めています。

制服の美少女にそう呼ばれると、僕にも大切な家族が出来た様な、幸せな気持ちになれるのです。

念入りに爪の手入れをして、備え付けのモンダミンで何度も口を漱ぎます。

今日の僕は本気なのです。


時間になって、エレベーターの中のマユウちゃんとご対面です。


あれ?○○に来ていたお兄さん?

私、○○にいた事あるんだけど。


嫌われているかもしれませんので、思いを果たすまでは、ばれる訳にはいかないのです。

マユウちゃんは何度も聞き直してきます。

ちょっとやばそうですが、何度聞かれてもシラを切り通します。


ごめんなさい。

似ている人がいたから・・・。


あぁ、すいません。すいません。マユウちゃんの見立てに間違いはありません。すべて僕のエゴです。


お部屋に案内して頂くと、手狭ではありますが改装したばかりの様な綺麗なお部屋です。

早速お父さんと呼んでもらい、制服姿の娘を引き寄せます。

少し痩せたようで、あの頃の愛くるしい笑顔は大人の微笑みに変わっています。

笑うと現れるたくさんの歯と、右頬に現れるえくぼが懐かしさを感じさせます。


制服を脱ぐのは、僕に手伝わせてください。

下から、下から。制服はそのままです。

靴下はくるくると丸めて下ろしてみます。

スカートの上からなだらかな曲線を楽しみます。

ブラウスの中で息づく柔らかな肢体を堪能します。

スカートめくりは童心を取り戻すことができます。

マユウちゃんは、キラキラと目を輝かせて僕を見つめてくれます。


続きはお風呂に入ってからと、マユウちゃんに誘われてお風呂に入ります。

ふわふわとしたとろとろの泡に包み込んで頂きます。

湯船に一緒に入って頂きます。お湯が熱くてあまりイチャイチャと出来ませんでしたが、大好きな女の子と一緒にお風呂に入れるだけでも舞い上がってしまいそうです。


お部屋に戻って、女性の扱い方をレクチャーして頂きます。お胸の扱い方はこんな感じでしょうか?


あの頃出来なかった色々な願望を、ここぞとばかりに楽しみます。時間も倍以上もあるのです。

こんな事をしてから、そんな事をしてもらいます。

お互いに最後以外の制限なしです。

キスも大人の味わいです。

マユウちゃんとの夢を1つずつ叶えていきます。鏡越しに、そして目の前で繰り広げられるあの頃では考えられない様なプレイの数々で、夢と現実の境目が揺れていきます。


マユウちゃんは目を閉じて、僕の愛を受け入れてくれます。

マユウちゃんは頭の上で手を組み、全身を僕の前に無防備に晒してくれます。

枕の上で、組んだ手のネイルがキラキラと光っています。

すらっと伸びた脇の下をそっと楽しんでから、キスを頂きます。

もう堪りません。


海岸線に打ち寄せる波のように、僕の衝動が柔らかい砂浜に吸い込まれてきます。


やはりこの子は、全身が美しく輝いています。

恥ずかしいから・・・

何より変わらないのは、1番輝きを放つキラキラとした瞳を、最後の瞬間に見せてくれないところでしょうか。


もう思い残す事はありません。全て白状します。

やっぱり!特徴的だから覚えてるよ。


なに、僕が嫌いではない?

キモ男だから避けられているのではないのですか?

僕の心に刺さったトゲが抜けたように思います。

勇気を出してよかったです。

また会えた幸せを噛み締めます。


大きくなって僕の所に戻って来てくれたマユウちゃんと、今日から1歩も2歩も進んだ大人の関係です。

次はもう一歩踏み出して、目と目で心が交わるように、最後の瞬間に僕の瞳を見つめてください。


今日は久しぶりの娘との再会で、少し興奮し過ぎてしまいました。

実は僕、本当はもっと爽やかなのですよ。


また遊んでね。



たいして面白くもないレポートですが、僕の風俗訪問の思い出です。

お読み頂きまして有難うございます。

一話で1レポートですが、別案件も読んでもらえると嬉しいです。


全話読破で立派なラバラーに認定します。

自己満足ですので、厳しくしないでね♥️


口コミサイトで非掲載が多いので、思い出を残す為に投稿しました。


現場調査費用を稼ぎた~い!

ポッチッとしてね。

( `・∀・´)ノ ヨロタノー (女の子の真似)


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る