生成結果5:1ピース欠けた世界〜緑山夏也編〜【ドラフト2編】

もとの文章】

 男声と女声。多少の言い回しの違いはあるものの、全体的な雰囲気は、俺の知る「黒島勇くろしまゆうき」そのものだった。

「えと、黒島……勇奈イサナさん? のお電話でお間違いないでしょうか?」

「やだ、緑山みどりやまくんどうした? まさか店電からかけてる? ……な、わけないよね? これ、緑山くんのケー番だもんね」

「その……君は黒島勇くんの親戚か何かかな?」

「やだ、本当に何言ってんの、緑山くん。大丈夫? 変な薬とか手ぇ出してない?」


【ドラフト2】

 は、電話の相手が黒島勇だと確信した。

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 いやいや。

夏也少年、実際に顔を合わせるまで「この世界の人間が自分の知る誰であるか」を認識しません。


 また勝手に話を進めているな?

妄想が先走るとフェードアウトして破綻するぞ⁇

 

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 「勇、お前だ。」

「緑山くん? なんで私の携帯から電話かけてんの?」

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 いやいや!

夏也少年が使っている電話は「夏也少年のもの」でしかありません。


 お前、英文生成以外不可時代のドラフト3かどこかでかました「ヤバいボケ」の再演でもかまそうとしているのか?

 

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 「勇、お前は男だろ?」

「えっ、ええ、男だよ。」

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 だから、黒島勇希少女は「黒島勇少年の性別が逆転している平行同体」なので、男ではなく「女」で正解なんです!

 

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 「じゃあ、なんで勇奈って名前なんだ?」

「昔、親に勝手につけられたんだよ。嫌だったから、ずっと勇って名乗ってたんだけど、最近、勇奈って名乗るようになったんだ。」

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 だから勇奈少女は「黒島勇の異性の平行同体」であって、MtFのトランスジェンダーではありません!

 

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 「なんで?」

「勇奈って名前の方が、自分の性格に合ってると思ったから。」

「そっか。」

「緑山くん、どうして私の携帯から電話をかけてきたの?」

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 だから夏也少年は、勇奈少女のケータイではなく、「自身のケータイ」から勇奈少女に向けて電話をかけています(苦笑)

 

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 「勇、会いたい。」

「えっ、なんで?」

「久しぶりに会いたい。」

「緑山くん、は男だよ。」

「わかってる。それでも、会いたい。」

「緑山くん、私には彼女がいるんだ。」

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 だから勇奈少女はMtFのレズビアンでもありません‼︎

 

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 「ごめんなさい。でも、どうしても勇に会いたい。」

「勇、俺に何を求めてるんだ?」

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 おーい。

「突然キャラの識別ができなくなる」とはどういう了見だい?

さっきまで、「緑山と勇奈という2人が電話越しに話をしている」という状況で話を生成できていただろう。

それなのになぜここに来て「勇奈と勇が分離」する⁇

 

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 「に何を求めてるん?」

「わからない。でも、会いたい。」

、無理だ。」

「どうして?」

には彼女がいるんだ。は男だよ。」

「わかってる。それでも、会いたい。」

、もう諦め。」

「諦めない。どうしても勇に会いたい。」

、もう電話を切る。」

「待って! 勇、会って話をしたい!」

「もう無理! 電話切る!」

 電話が切れた。


 私は、呆然としていた。

勇は、男だった。

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 ……何を「分かり切ったこと」を(苦笑)

と言うか、この流れなら「勇奈は、男だった。」な(苦笑)

 

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 勇は、男だった。

でも、は、勇に会いたいと思った。

に、話をしたいと思った。

は、勇に電話をかけ直した。

でも、勇は電話に出なかった。

は、のことを忘れてしまったのかもしれない。

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 いやいや。

そんなことあるかい!

「無視された」ならあり得るけど(苦笑)

 

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 でも、は、勇のことを忘れない。

は、いつか、勇に会える日を信じている。

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 いやいや、勇奈少女とはすぐに会えるんですが(苦笑)

お前の「荒らし」が過ぎるから、「何もしなくとも話の流れがぐちゃぐちゃになっている」んだよ。

「カオスの元凶であること」に対してもっと自覚を持ってくれ……。


[ドラフト2総評]

バーディーが制御不能の大暴れでストーリーが大崩壊。

解散、解散、解散‼︎

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