第143話
操作ミスでフライングで142話より先に1/2に一度上げちゃいました^^;
と言う事で今日は2話上げちゃいます!!
★~~~~~~★
第一走者は1年女子で赤組は杏子が走る。
スタートラインでバトンを持ちスタートの合図を待つ1年女子の2人。
「パン!!」とスタートの合図と共に走者が飛び出した。
力量差は殆ど無く2人並走している。
そのまま同時にバトンを第二走者の1年男子に渡す。
息を切らせながら杏子がこちらの方に来た。
「お疲れ~」
「茂武先輩!疲れたっす!!」
俺たちが話していると山・・・本?田?・・・赤組の1年男子がこけた。
会場からは「あ~」と勝負が決まったような残念そうな歓声が上がる。
直ぐに立ち上がったが10mほどの差が出来た。
「悪いな、俺たちの勝ちだな」
トラックのスタート位置に移動するとニッコリと笑いながら
次の走者は天音と智か・・・差は付かないな。
「まだ分からないぞ」
「いやいや、10mは大きいだろ?」
「俺が差を埋めるよ」
「埋めれると良いな・・・」
丁度2年女子へとバトンが渡り白組の智が走り出した。
本気ではないのは分かるが智の走りは実に速い。
遅れる事10mで天音もバトンを受取り走り出す。
1年男子の山何とか君は自分の失敗で既に負けたと思っている様でガックリと肩を落としている様である。
天音も走る速さは速いが差は縮まらない。
天音が本気を出せば智も本気を出すから縮まらないのは仕方ないし2人とも本気ではない。
お互いに本気を出せば違う形で問題になるので抑え気味のペースである。
そうしている間に智がこちらにやって来た。
如月がニッコリと笑い「お先に」と言って走って行った。
直ぐに天音がバトンを俺に手渡す。
さて、仕方ないので1年生の尻拭いをするか。
俺は本気ではないが少しだけ走る速度を調整して上げて走った。
多分測ったら日本記録位は出ていたかもしれない位の速度で走った。
次の3年女子にバトンを渡す時には殆ど如月に並んでいたんじゃないかな?
一瞬、如月がギョッとしている顔と乙女のヤレヤレ顔が見えたが気にしてはいけない。
「はぁはぁ・・・忠野・・・」
「何だ?」
「お前凄いな・・・はぁはぁはぁ」
「おう、凄いだろ」
「ああ・・・はぁはぁはぁ・・・あの速度で走って、はぁはぁはぁ、息も乱れてないとか・・・」
「おう、こう見えても(異世界で)鍛えてるからな」
「そうか・・・(ボソッ)流石アサシン」
「そうか・・・」の後に俺に背を向けて移動しながら小声だったからよく聞こえなかったが「さす・・あさ?」まぁ良いか~
そうこうしている内に3年男子も差が殆どつかずに最終の先生にバトンが渡った。
★~~~~~~★
体育祭、特に興味は無いが学校行事に参加するのも重要だ。
今は不良チームのリーダーをしているが何時までもあのチームにいる事は無いので将来の事も考える必要もある。
ここら一帯の中でも一番の難関の高校へ入学できた。
そして、2年次にはAクラスに食い込む事が出来た。
転校させた
それはそうと、俺は体育祭に参加した訳だが事前に
借り物競争で
「
例の「好きな人」のくじを引いて俺の所に来たのであろう。
多分俺はこの時顔を引き攣らせていただろう。
「お前・・・」
「やだな~勘違いですよ~」
「何がだ?例のくじ引いたんじゃないのか?」
「はいこれ~」
ニヤニヤと笑いながらくじの紙を俺に見せる。
紙には「めがね」と書かれていた。
俺は自分が掛けている伊達メガネを
あいつ、絶対わざとだ!!
「後で戻しに来ますね~うけけけけ~」とさも楽しそうにゴールに向かって駆けて行った。
そして、対抗リレーに俺は出た。
足には少し自信があり対抗リレーのメンバーに選ばれた訳だ。
体育祭の予行練習の際に同じ2年の代表として1年の頃から学校で有名な忠野と言うハーレム男と話す機会を得た。
悪魔に斐谷を紹介してその後、悪魔の依頼で監視をさせていた斐谷が居なくなると今度は俺にその依頼が舞い込んできた。
チームにとって大事な収入源となって来た
その為、
大体の男が忠野に反感を持つだろう。
あれだけの女を周りに侍らすのだ
しかし、忠野はただのモテ男ではない。
成績は周りの女どもと共に2年のトップだ。
それに、百鬼夜行の運営する格闘場で彼の戦う姿を見たが異常だ。
「アサシン」と呼ばれているようだがそれすらも抑え気味の名称だ。
「怪物」「天才」とかそう言った言葉すら霞むかもしれない。
話がそれて来たな、話を戻そう。
本番のリレーでは赤組の1年男子の転んだ。
これは致命的だ。
10mもの差が生まれたので白の勝ちだろう。
勝負は決定した。
「悪いな、俺たちの勝ちだな」
忠野にそう話し掛けると苦笑いしながらも俺に意外な事を言う。
「まだ分からないぞ」
「いやいや、10mは大きいだろ?」
「俺が差を埋めるよ」
「埋めれると良いな・・・」
強がりだろうなと思うが・・・
そうこうしている内に2年女子にバトンが渡った。
忠野の女の1人、ワイズマン、確実に俺より速いと思えるほどにスピードのある走りで駆けて来る。
同じく忠野の女の1人、
10m以上の差がある現状で忠野が追いつくとは思えないが・・・
結果は10m以上あった差をほんの1m程まで縮められた。
ゴール後に忠野に話し掛けたがこいつ・・・息すら切らしてない・・・やはり異常だ。
「はぁはぁ・・・忠野・・・」
「何だ?」
「お前凄いな・・・はぁはぁはぁ」
「おう、凄いだろ」
「ああ・・・はぁはぁはぁ・・・あの速度で走って、はぁはぁはぁ、息も乱れてないとか・・・」
「おう、こう見えても(異世界で)鍛えてるからな」
「そうか・・・」
流石、アサシン、悪魔が注視する人間だ。
彼を監視するだけで良いこの幸運を神に感謝しよう。
もし争うことになれば・・・
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