91『角ウサギは普通にヤバいモンスター(野良犬と対比して)』
「お…………」
コンビニに突然来襲してきた野良犬の鼻っ面へ、雑にヤクザキックで靴底をめり込ませて吹き飛ばした秋水は、いつもの調子で口から飛び出しそうになった言葉を飲み込んだ。
いつも。
そう、ダンジョンである。
これがダンジョンでの出来事であるならば、「おっしゃぁ! 遅い遅い! あーはっはっはっ!」 くらいの台詞をデカい声で口にしていたのだろうが、ここはコンビニ、しかも後ろには渡巻さんである。さらには店内には何名か他の客もいるのだ。
危ない危ない。
ぶっちゃけ、野良犬が店内にご来店してきて数秒で突っ込んできたという状況よりも危なかった。主に秋水の社会的評判が。
ちなみに客観的に見れば、犬の顔面へ情け容赦なく蹴りをぶち込む奴の方が恐ろしい。
叩き込んだ右足を踏み込むようにして床に下ろすのと、蹴られて盛大に吹っ飛んだ野良犬がレジ前にあった簡易的な商品棚に激突して、その商品棚をひっくり返しやがったのはほぼ同時。
飛び散るなにかの商品。
いや、あれは商品だろうか。
宙を舞っているポップには、どこかのアニメとコラボしたクジの賞品がどうたらこうたら、と書かれている。
野良犬よりも、散らばる景品の方へと意識を向けられるくらい余裕がある。
いや、むしろ、景色がゆっくりと見える。
あ、これ、身体強化だ。
身体強化の魔法だ。
無意識に発動していたらしい。
時間の流れがゆっくりになっているのではない。
秋水の頭での情報処理速度のようなものに補正が掛かり、相対的に周りがゆっくりに感じるのだ。
強化倍率はどれくらいだろうか。
昨日くらいは確か50%の強化倍率であったのだが。
だとすればヤバい。
特に気にせず、角ウサギの殺意増し増し角突きタックルに比べたらなんともゆっくり突っ込んできた野良犬の鼻っ面を、全力ではないにしても大した手加減なしで蹴り入れてしまった。
景品を巻き込んで派手な音を立てながら、もんどり打って床へと倒れ込む野良犬の頭は、とりあえずは爆散していない。
だが、これで即死とかであれば、ちょっとヤバい。主に秋水の社会的評判が。
こんな状況下でも自身の評判を気に出来ているのは、余裕のある証拠だろうか。
思わずヤクザキックを叩き込んだものの、しまった、みたいなことを思いつつ、秋水の手は自然と腰のところへと伸びていた。
すかっ、と、その手が空を切る。
当然ながら腰の周りには何もない。
作業ベルトも。
それに差し込んだバールも。
いや馬鹿。だからここはダンジョンじゃないっつってんだろ。
いやそうじゃない。殺したらマズいって言うのに、なんで今当たり前のようにとどめを刺す流れで動いているのか。
身体強化込みの蹴りだけでも向こうの命の心配しなくちゃいけなくなるような威力であるのに、バールなんてあったら完全に殺意あり判定に決まっているじゃないか。動物虐待は普通に犯罪なんだぞ。
当たり前ではあるものの、ダンジョン用の装備を持ち出していなくて良かったと秋水は変なところで安堵する。持ち出していたらそもそもその格好で警察にハローちょっとお時間よろしいですか案件なのだが。
って、ちょっと待て、なんで身体強化が使えてるんだ?
その疑問が頭に浮かんだ瞬間であった。
「う、うわあああああ!?」
「え!? なに!? 犬!?」
「わわっ! カメラカメラ! 動画撮って!」
今更のように悲鳴の混じりの喧騒が秋水の耳を貫いた。
ゆっくりと聞こえていたはずの店内BGMが、急に通常速度に引き戻される。
身体強化が切れた。
集中力が切れたわけではない。
いや、身体強化を発動するときには一定の集中力は必要だが、発動し続けている間には集中力というのはあまり関係ない。騒音程度で身体強化が中断されるぐらいに集中力の維持が必要ならば、腹に穴を開けられたときだって身体強化が中断されているはずである。
もちろん、秋水は意図的に身体強化をOFFにしていない。
と言うか、今まであった 『妙な力』 を魔力だと再認識した弊害で、今は身体強化が上手く発動出来なかったはずである。
完全に無意識で発動していた。
え、慣れって怖い。
半分くらいダンジョンにいるような調子だった。
他に客がいて良かった。簡易的な商品棚をぶちまけたその音に気がついた他の客達が、それぞれ騒ぎ始めたおかげで現実に引き戻された感じがする。
「ひゃ……っ」
その騒ぎの中、真後ろからは女性の短い悲鳴。
渡巻さんだ。
そうだ。後ろには渡巻さん。
「渡巻さんはここに」
野良犬が跳び出した時点で驚いて秋水から手を離していた渡巻さんに、振り向くことなく声を掛けると同時に秋水は床を蹴った。
ここはダンジョンではない。
傷を付ければ野良犬は血を撒き散らすし、殺してしまえば事件である。
無意識に出来ていた身体強化は切れてしまった。
床を転がった野良犬は、すぐに起き上がろうとしている。
生きてるじゃないか。
自動ドアは、まだ開いている。
だが、もうすぐ閉まる。
「ぬっ!」
起き上がり、立ち上がろうとした野良犬の首を、体勢を低くして両手でガッチリとホールドする。
変に腹とかを持てば、体を捻って噛まれるかもと懸念したからである。出来れば顔面を掴まえたかったところであるが。
取っ捕まえた野良犬が暴れようとするのを力業で無視。
低くした体勢のまま踏み込む。
踏み込んだ体重移動の力の向きを無駄にせず、背中から肩、肩から腕へと動きを連動させる。
イメージは今日、1度だけ見た日比野のストレート。
あんなに綺麗な動きは出来ないだろうが、それも力業で解決させる。
つまり、唸れ筋肉。
「余所様に!」
ぐいっと引っ張れば、野良犬の体が一気に宙に浮く。
「迷惑!」
浮かせた体躯へ力を込めて、目標は閉まり始めた自動ドア。
「かけんな!」
そこに目掛けて、野良犬をぶん投げた。
そもそもの質量差も相まって、大した抵抗すら出来ずに野良犬が再び宙を舞う。
キャィン、と甲高い悲鳴のような鳴き声。同情を誘うなり媚びを売るなりするならば、もっと先にしておけと言うのだ。
そんな悲鳴を響かせて、放物線を描いて飛んだ野良犬は、見事綺麗に閉まりかけていた自動ドアの間を通り、店外へと強制退店させられた。
ばいん、とアスファルトに叩きつけられた野良犬の体が1度跳ね、そしてゴロゴロと数回転がる。
それを見送るようにして、コンビニの自動ドアが、閉まった。
1秒。
2秒。
転がった野良犬がじたばたと蠢き、そして起き上がるのが自動ドアのガラス越しに見えた。
「わっ、わ、わっ!?」
後ろで渡巻さんが騒いでいるのが聞こえる。驚きすぎて固まってしまうよりずっとマシである。
あと、地味にスマホで動画撮影を始めた奴。見えてるからなお前。野良犬をぶん投げた後で残念だったな。
その野良犬が再来店していらっしゃる可能性を考慮して、秋水は両足を開いて軽く腰を落とし、拳を作って静かに構える。学校で流し読みしていた空手の雑誌に載っていた、なんとか流のなんとかの構え、の見様見真似である。そう言えばあれ、ちゃんと読んでない。
ただ、ガタイだけは抜群の秋水がそれっぽく構えると、大分サマにはなっている。見た目だけだが。
ふぅ、と落ち着くように息を吐く。
ガラスの向こうで、起き上がった野良犬がこちらを確認するように顔を向けてきた。
「ひぅっ!?」
その短い悲鳴みたいなのは、渡巻さんか、それとも他の客だったのか。いや、複数聞こえた。
しかし、なんて言えば良いのだろうか、野良犬の目がこちらを見てきたところで、正直なところ秋水の心には感情の起伏がなにも生まれやしない。精々、ダルいな、程度の感情くらいだろうか。
角ウサギと比べたら、あんな野良犬、防具なしのステゴロだろうと真っ正面から舐めプ余裕である。
考えてみれば当たり前かもしれないが、ダンジョンにいる角ウサギは普通に危険だ。
槍のような角。秋水の背丈半分程という質量。1足で最大速度まで持ってくる意味の分からない脚力を存分に生かした、弾丸の如き角突きタックル。
それに対して野良犬は、うん、まあ、頑張ってる方だろう。
ただ、角ウサギ VS 野良犬、なんて試合を組ませたら、よーいドン、の次の瞬間には野良犬の体に風穴を開けられて試合終了になるぐらいの実力差なのは明白だ。
そんな角ウサギと身体強化ありとは言えど、連日ドツキ合っている身としては、野良犬が睨んできたところでなぁ、という気分にしかならない。
試しに、やんのか? あ? みたいな気迫を込め、その場で足を踏み込んでなんちゃって空手の構えを取り直す。
ぴぃっ、と店内で誰かの短い悲鳴。あ、動画撮ってたお姉さん。ごめん、あなたを脅したつもりはない。
しかしながら、その威嚇は十分だったのか、ガラス越しにそれを見た野良犬は危険を察知したのだろうか、くるりと反転し、そして脱兎の如く逃げ出した。
「……ウサギは逃げんのに犬が逃げるんかい」
思わず小声で呟いてから、秋水はようやく一息ついた。
さよなら野良犬、どこから来たのか知らないが2度と来んな。
「ふぅ……おっと」
一息ついて、周りを見渡して秋水ははたと気がついた。
やっべぇ。店、散らかしちまった。
やりやがったなあの駄犬、ではない、なんかのクジの景品を飾っていた棚目掛けて野良犬を蹴り飛ばしたのは秋水自身であった。
やってしまった。
「も、申し訳ありません渡巻さん、すぐに片付けます」
野良犬が店内に乱入してきたときよりも慌てて、秋水は即座に倒れた棚を引っ張り起こし、すぐに散らばった景品達を拾い集めに入った。
「……はっ」
その秋水の後ろで、渡巻さんが再起動する。
ああ、マズい、もうちょっと茫然自失としていてほしかった。
別に悪意があって野良犬を商品棚に叩きつけたわけじゃなかったのだ。景品達をぶちまけるつもりもさらさらなかった。
言い訳をしようと秋水は慌てて振り向いて、再度絶望する。
そう言えば色々入れていた買い物カゴも投げ捨てていた。
見事に渡巻さんの足下に散らばった商品。
「ああぁ、重ねて申し訳ありませんでした。そちらの商品はそのまま買い取らせて頂きますので、どうかご容赦頂ければ……」
「へ? え、あ、いえあの、あ、ちょっと待って下さい!」
ちょっと待って欲しいのはこちらの方だ。それこそ警察へのもしもしコールはちょっと待って頂けないか。
他の客もそうである。遠巻きに見るのは止めてくれ。
もっとスマートに野良犬をつまみ出せなかったものかと悲しい気持ちを抱えつつ、それでも秋水は手早く終わらせようと急いで散らばった景品を回収していく。
しかし、渡巻さんは待ったをかけるのである。
「そ、そんな、助けて頂いたのにこんなこと……っ!」
「わぁ、箱潰れてるぅ……誠に申し訳ございませんでした!」
「そんな箱くらいで怒りませんよ!? さっきまでもっと大変なこと起こってましたよね!?」
「犬をぶつけてしまったことですね? 言い訳しようもございません。申し訳ございませパッケージに傷が!?」
「いえあのたぶん棟区さんが居なかったらパッケージに傷どころじゃない損害出てましたよね!?」
「損害……はい、買い取り致します……」
「しなくても大丈夫ですよ!? それにそれはクジ引きの景品ですからね!?」
「この景品が当たるまで引かせて頂きます……」
「そんなスマホゲームの悪徳商法ガチャみたいな真似はしませんよ!? 店長にもちゃんと説明しますから!」
拾い上げた景品の幾つかが傷物になってしまったことに、わりと真面目に凹んでしまっている秋水を渡巻さんがわたわたと慌てながらフォローに入りつつ、渡巻さん自身も散らばった物を拾うのを手伝い始めてくれていた。優しい。
大失敗だ。
店に対して盛大に迷惑をかけてしまった。
ただでさえ、迷惑な外見をしているというのに、やることまで、迷惑をかけてしまっては。
野良犬を追い払ったときとは一転、完全に意気消沈しつつ、秋水は拾い上げた景品を適当に棚へと並べていく。遠巻きに見ている他の客が手伝いに来てくれないのは、残念ながら秋水の外見のせいであり、それを秋水は正確に把握していた。
その例外として渡巻さんは手伝ってくれているが、彼女はこの店側の人物である。つまり迷惑をかけてしまった相手だ。
やってしまった。
申し訳ない。
大きい体をしょんぼりさせて、厳つい顔をしゅんとさせ、そんな秋水を見ながら、彼女、渡巻 律歌(わたりまき りつか)は不思議な感覚を覚えていた。
店内に犬が入ってきたときは、驚きすぎて身動きが取れなかった。
なんで犬がいるの?
飼い犬? 野良? 店内で上げていたホットスナックの匂いに釣られた? 明かりの問題? 温度の問題?
自動ドアがなんで反応したの?
故障? エラー? センサーの誤作動? あれくらいの犬の体格に反応するということは結構な旧式のセンサーだった?
様々な疑問が頭を埋め尽くし、目の前の犬が警戒態勢に入っていることが認識出来ていなかった。
そんな律歌の腕を引っ張り、背中に庇ってくれたのは、目の前で情けなさそうに落ち込んでしまっている彼であった。
律歌の勤めているコンビニの常連で、とても大きな体に分厚い筋肉、そして凄く怖い顔をしている男性で、最初に出会ったときは恐怖に震えてしまったのを覚えている。
声を掛けられたとき、その声が見た目通りに低くて恐ろしい声色に気絶しそうになったくらいだ。
しかし、彼は非常に紳士であった。
喋り方は丁寧で、とても落ち着いていて、こちらを怖がらせないように最大限気を遣ってくれているのがはっきりと分かる、凄く紳士な男性であった。
ぱっと見た目、彼は怖い。
しかし、とても優しい人だと思う。
明らかにお酒を飲んでいるであろう人に絡まれたとき、すっと助けに入ってくれた。
仕事を頑張っていると、これからも頑張ってと、褒めてくれた。
いらない一言のせいで増えてしまった商品についても、知恵を出してくれた。
自分の変な趣味だって、全く躊躇うことなく肯定して受け入れてくれた。
楽しそうだと、言ってくれた。
善い人だ。
とてもとても、善い人だ。
その彼は、店内に乱入してきた犬から自分を庇ってくれた。
完全に固まってしまった律歌を背後に庇った、その次の瞬間、乱入してきた犬が彼に目掛けて走り出したのが見えた。
思わず叫ぶことしか出来なかった律歌とは違い、彼の動きは素早く、襲い掛かってきた犬の顔を正確に蹴り抜いていた。
動きが速い。
そして躊躇いがない。
あ、この人、たぶん、暴力に近しいなにかを日常にしている。
それが武道なのか、スポーツなのか、喧嘩なのか、本当に危ない職業のなにかなのか、それは分かりはしないけれど、自然とそれを察してしまえるほど、彼の動きは躊躇がなく、的確なものだったのだ。
怖い、と一瞬、思った。
それが彼に対してなのか、それとも犬に対してなのか。
しかし、次に彼が口にした言葉は。
「渡巻さんはここに」
いつもの、冷静で、丁寧で、優しい色をした、言葉であった。
そこからの動きは非常に素早く、彼は犬を捕まえ、ぽいっと簡単にその犬を店の外へと投げ出した。
そして、再び犬が襲い掛かってきてもいいようになのか、なにかの格闘技のような構えをする。
ああ、格闘技の人なのか。
その姿を見た途端、律歌は自分の心臓がどっと跳ね上がったのを自覚する。
凄い時間差で、恐怖を自覚したのだろう。
犬がここで暴れたら。
店の商品をめちゃくちゃにしたら。
そんな恐れがあったことを、今更ながらに自覚した。
もしくは、安心したのかもしれない。
店に乱入してきた犬、という危険な要因が排除されたのが分かって、そして、彼がいれば大丈夫なのだと分かって。
助かった、と安堵したのかもしれない。
どっ、どっ、と心臓が強く跳ねる。
どっ、と彼が犬を威嚇するように足を踏みならした。
どっ、とさらに心臓が鼓動する。
そうやって1分にも満たず、10秒もかかったかどうか、入って来た犬を素早く強制的に退場させた彼は、何とも情けない顔をしながら散らばったクジの景品を拾い集めていた。
ああ、彼にとっては、犬のことよりも、こちらの方が重要なのか。
あれほど毅然と、颯爽と、危機を排除してくれたあの姿は幻だったのだろうか。
申し訳ない、申し訳ない、と連呼しながら大きな体を小さくさせている。
「決して店に迷惑を掛けるつもりはなかったのです。誠に申し訳ございませんでした……」
「いえいえ! 棟区さんのせいでは全くないですから! むしろありがとうございました、助かりました!」
「最初に掴まえて投げ出していればこんなことには……思わず足が出てしまいまして……」
「で、ですから、庇って下さったのに怒りませんから、大丈夫ですから」
しょんぼりとしてしまった彼を必死に慰めつつ、そしてお礼も口にしつつ、律歌は無意識に自分の胸に手を当てていた。
どっ。
どっ。
どっ。
心臓は、まだ跳ねている。
ああ、うん、犬が、怖かったんだな。
それがいなくなって、安心したんだな。
だから心臓が荒ぶっているんだな。
本当に、うん。
彼がいなければ、どうなっていたことか。
どっ。
どっ。
どっ。どっ。どっ。
心拍数が上がれば、血の巡りが良くなる。
だからたぶん、それだけのことなんだろうけれど。
「本当に大丈夫ですから! このくじ結構高いですから無理に買わなくてもですね!?」
「いえ、あの、せめて傷物にしてしまった分の弁償を……」
「義理堅い!」
顔が、火照る。
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おやぁ……?(ニコニコ)
ちなみに、野良犬が角ウサギ並みの速度で突っ込んできていたら、顔面は大爆発していました。
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