2章時点でのキャラ紹介 ※読み飛ばしOK

 脳内設定を置いているだけです。


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【棟区 秋水】(むねまち しゅうすい)


 筋肉モリモリの凶悪フェイス。たぶん刃牙とかと出てくる世界間違っている。

 身長は180ちょっとか言っているが、実際は四捨五入したら190の方が近い。

 これでもまだ15歳の中学3年生。

 趣味は筋トレ、だったが、ダンジョンアタックに変わってしまった。


 自分の外見が凶悪だという自覚があるので、対人関係にはやや奥手。友達はいないが、欲しいと思っていない、と言うよりも友達ができるわけがないと諦めている。他者から拒絶や否定ばかりを受けて育ったので、他人とはそういうものだという認識が心の何処かにある。

 身内以外には基本的に敬語で接している。外見で怯えられないように、という建前。相手と距離を置きたい、という本音。心を開きたくない、という深層心理。


 一応、男子中学生らしい感性を持ち合わせてなくはないのだが、男のロマン的な部分を趣味の筋トレに見出してしまったせいなのか、やや達観した、もしくは老成した価値観の持ち主。ダンジョンのセーフエリアを秘密基地化するときのワクワク感がギリ男子中学生らしい感性と言えなくもない。

 ちなみに、女性に対して緊張感らしきものを全く感じていないのは、妹が居るため、そして見た目だけなら超高スペックな叔母が居るため、そして既に非童貞なため。


 新年早々、家の庭にダンジョンを発見してしまった。

 先天性か後天性か、戦闘狂の一面がダンジョンで開花してしまう。

 2章終了時点では、身体強化率は18%。






【渡巻】(わたりまき)


 コンビニの新人アルバイト。新人なのにワンオペさせられている。

 かなりの小柄。140㎝ほど。140はある、一応、ギリギリ。アルバイトできている時点で秋水よりは年上。

 秋水のことはぶっちゃけまだ怖い。ただ、悪い人ではないかも、とは思っている。

 実はアルバイトの初出勤は12月31日。アルバイト2日目。






【渡巻 紗綾音】(わたりまき さやね)


 秋水のクラスメイト。

 明るいと言うべきか、精神的に幼いと言うべきか、脳天気と言うべきか。ノリが良いと言えば聞こえが良いが、やや短慮で自己中心的な気質がある。意識しているわけではないが、仕草はあざとい系。

 学校においては、秋水から見て人気者、本人としては普通くらい。どちらが正しいかは人による。

 紗綾音にとっては「プライベート的なことをお喋りした人」を友達と思っているので、姉の誕生日プレゼントを相談したことにより秋水のことも友達とカウントしてしまっている。勿論ながら、秋水の方は紗綾音を友達とは思っていない。

 実は秋水からの評価は割りと低い。


 2章で1回しか出て来てない(;´Д`)






【錦地 美寧】(にしきじ みねい)


 深夜のトレーニングジムに現れる女子高生。

 本人曰く初心者ではないらしいが、どう考えても筋トレ初心者。初心者なのにマシントレーニングではなくフリーウエイトと選択するのもどうなのか。

 筋トレのことを教えてくれる秋水のことを先生と呼んでおり、年上だと思っているが、残念ながら年下である。見た目詐欺なので仕方ない。

 美人系。秋水からはギャルっぽいという評価。本人にその気はないが、パーソナルスペースが極端に狭い。

 実はぼっちキャラ。






【棟区 鎬】(むねまち しのぎ)


 秋水の父親の妹。

 つまり叔母。23歳。

 秋水の父親よりも、秋水の方が年齢が近い。

 170㎝程と女性としては十分な身長ではあるのだが、190近い奴と比べると……


 良く言えば仕事大好き、悪く言えば仕事中毒。高卒で就職して、会社によく寝泊まりするレベルでバリバリに働いて結果だけを叩き出すが、会社側は正直休んで欲しいと泣いている。

 好きなことにとことん集中するのは、基本的に秋水と同じ。


 酒も好きだが、秋水曰く酒癖が悪い。絡み酒という評価だが、そもそも秋水以外に絡むことはほとんどない。

 以前に酔っ払って大失態を犯しているが、作中で描写すると色々問題が発生するレベルの話なので、語られることがあるかどうか。

 秋水に向けて分かり易く特大の好意を向けているのだが、秋水からは苦手に思われている。


 他者からはっきりと明言されるレベルでの美人、かつモデルとしても理想的な体型。

 資産運用に対して明るく、それに関連した様々な知識が豊富な上、その知識を応用できるだけの頭の良さがある。

 ひたすらに働いて稼ぎ、更にその給料を運用して膨らませ、資産額だけで言えばこの年齢で既に富裕層に足を突っ込んでいるという、いわゆる金持ち。

 容姿・頭脳・資産、と各種高スペックでまとまった完璧超人のようなふざけた人物である。

 ただ、口を開くとその魅力が下がってしまうボケ担当。微妙に残念なタイプのため、一歩引いた位置からの観賞用。


 実はヒロイン候補ですらない。






【栗形 祈織】(くりがた いおり)


 質屋の店主。

 両親が他界し、大学を中退して店を継いだが、残念ながら経営難。ぶっちゃけ潰れかけ。何もしなければ今年中には潰れるレベル。

 鑑定をする目は確か。

 質屋が経営難なのは、才能とかやる気と改善の問題として、やり方を良く分かっていないから。良く分からない、というのを本人が自覚していないので、才能がないと思い込んで精神的にかなり参っていた。


 鎬と同じく23歳。

 身長は140㎝前半。秋水と会話すると首が痛いと思っている。

 スレンダー(好意的解釈)。童顔(好意的解釈)。若く見える(好意的解釈)。祈織自身は自身の身長やら体型やらをかなり気にしている。


 趣味はボディビルの鑑賞。ムキムキのマッチョが大好物。

 実は秋水の体を性的な目で見ている。






【あれ、女性キャラしかいなくね……?】

 メインの名前は基本的に日本刀から由来している。

 さや、みね、いおり、は文字は違えど基本的には日本刀から由来。


:棟区:

 棟から茎に向かう境目の鉤形部分のこと。刃の方じゃなく峰の方。いや、棟と峰って……ややこしい!


:渡巻:

 鞘の鯉口から下に向けて紐などを巻き付けること。柄巻と同じ紐を使うと見栄えが良い。


:錦地:

 柄巻の下に施された金襴などのこと。鮫皮が至高とは言わせない。


;鎬;

 刀の刃と背の境目の分厚い部分のこと。刀でその分厚い部分が削れ落ちるくらいに激しく戦う様子が、「しのぎを削る」の語源とかなんとか。


:栗形:

 下緒を通すための部分。「くり抜く」の語源とかなんとか。






【ダン・ジョンさん(仮)】

 架空の人物。誰だお前は。


 秋水の家にある庭の地下に広がる不思議なダンジョン。不思議なことが平然と起こる異世界のような空間。

 基本的には岩が剥き出しの洞窟だが、何故か壁面が適度に発光して明るい。

 1階はセーフエリア。秋水の秘密基地。モンスターは出現しない。

 2階以降よりも何故か○○が濃く充満していて、セーフエリアで寝ると4倍速で休息が可能。2時間睡眠が8時間睡眠と同等になる。

 また、水が噴き出している所がある。その水は、飲むと疲労回復、かければ傷が治る、という魔法のポーションである。


 2階以降は、各階層に特定のモンスターが闊歩しており、そのモンスターは別の階へは移動しない。モンスターを殺すと、一定時間後にリポップする。

 モンスターは○○で構成されており、血も肉も涙もない。表面を裂いたり砕いたりして内部の○○を一定以上消失すると活動を停止し、消滅する。生物的な部位ダメージが存在しないので、頭を潰すのと足を潰すのでは、潰した面積が同じであればダメージも同等という扱いになる。ただし足を潰せば行動に支障が出る。

 また、倒したモンスターからは一定の確率でドロップアイテムがある。基本的には装飾品で、武器や防具がドロップすることはない。装飾品でぶん殴れば武器になるかもしれないが。

 ほとんどゲーム。


・2階

 出現モンスター:角ウサギ

 ドロップアイテム:白銀のアンクレット


※裏設定

 ○○○である○○○○○(正確には○○○の名前ではなく大陸の名前)に存在する○○溜まりのダンジョン。

 存在こそしているが、○○○○○の外界と繋がる経路が何処にもない状態であり、○○○○○の住人達にも認知されていない。ある意味○○○の中の○○○。

 その○○○の○が気まぐれに作り出したものか、はたまたその○○○の住人の桁外れた○○の産物なのか、このダンジョンがどのようにして出来たのかは不明である。


 最下層に○○溜まりがあり、下に降りると○○が濃くなっていくのはそのせいである。

 例外として、○○により変質した地下水である○の血液(秋水がポーションと呼ぶ液体)にはかなり濃い○○が混ざっており、それが噴出しているセーフエリアはかなり○○の濃度が高い。


 ポーションの疲労回復効果や傷を癒やす効果は、基本的には○○を取り込むことによる副産物であり、本来ならばポーションの主な効果は○○回復である。

 ただ、秋水や鎬のように地球に住む人間の場合、○○を保有することは可能であっても、○○を入力したり出力したりする能力があまりにも貧弱(そもそも地球に○○がないので○○を生成する必要がない)なので、○○を多量に取り込んでも○○の生成やら入出力やらがあっという間にキャパオーバーするため、疲労回復や傷を癒やすという副次的な効果が強く出てしまう。○○○○○の住人ならばここまで強い疲労回復の効果や傷を癒やす効果は得られなかったであろう。

 平たく言えば、薬の副反応や副作用が強烈に出ているが、それをありがたがっている状況。


 また、ダンジョンの空気に紛れている○○と、ポーションの混ざっている○○と、モンスターを構成する○○は同一の物である。ただし、モンスターを構成する○○は肉眼で確認でき、触れることができる程に超高密度の物である。

 モンスターが消滅するときにあふれ出る○○は、触れることは出来ないものの肉眼で確認出来る高密度のレベルであり、それを取り込むことにより、その人物の○○保有量が増大する効果がある。また、○○保有量の増大以外にも、○○の生成能力強化、入力強化、出力強化もあり、○○○○の修行にはうってつけのダンジョンである。

 本来であれば物理で殴るスタイルの○○を得た人物が修行するには少々ミスマッチなダンジョンであるが、身体強化も分類上は基本的な○○の一種なので、秋水もまた特殊な戦い方をするだけの○○○○と言えば○○○○、と言えなくもない、ような気がするような気がしないような。


 秋水の家の庭に入り口が出現した理由は特になく、完全に偶然。秋水から見て幸運ではあるかもしれないが、普通に考えたら天災である。




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