応援コメント

5-15 本当の望み」への応援コメント


  • 編集済

    女でなければ、過去に傷を負わずに済んだかもしれない。
    女でなければ、恋愛しなければいけないという意識をここまで持たずに済んだかもしれない。
    女でなければ、親から結婚や出産の期待を向けられなかったかもしれない、過去のことがなければ「女の普通の幸せ」を強く願われなかったかもしれない。
    そんなふうに思います。

    公星くんは男ですけど、花緒さんは男としてではなくて推しとして、公星くんとして見ているわけで。
    恋ではないけど、異性に対して好きという感情を向けることは、自分が「普通になれている」ような、救われているような感覚もあったのかなぁと思います。

    とっ散らかった中途半端なコメント、失礼しました(><;)
    花緒さんには、自分で自分のことを「普通じゃなくてもいいんだ」と許してほしいし、そう言ってくれる人がそばにいてほしいです。

    作者からの返信

    鋭い考察をありがとうこざいます。本当にその通りで、花緒の悩みっていわゆる女の生きづらさと割と一体なんですよね。
    そして花緒が奏汰を通して得ていた感覚は、まさにおっしゃる通りです。まさかここまで寸分の狂いなく読み取っていただけるとは……驚きと同時にすごく嬉しいです!
    ネタバレになるので詳しく言えないのですが、私も彼らに同じ願いを抱いていて、きっとこの物語が向かう先はそこなのだと思います。ぜひ最後まで見届けていただければ嬉しいです。