187 4人で
果ての山脈の山裾に置いてあるベース小屋、夕方になって剣を振る俺たち。
アポン: 「アグル、今日はどうだった?奥には変わった魔物が居たかい?」
俺: 「いたぞ、グリフォンがいた。強かったけど、なんとか狩れたよ。」
アゴン: 「それでリザトルさんとこに行ってたのか?」
俺: 「ああそうさ、それでさ、魔物剥製館を建てるって言うから、
魔法で建ててきたよ。」
アポン: 「アグルの魔法なら直ぐ建つよね。」
俺: 「イヤ、でもかなり大きな建物だったから時間かかったよ。
それに重いもの置くから骨組みはメタルで作ったしね。
お金貯まったら建てるとか言うからさ、俺が建てればただだものね。」
アゴン: 「そうだよな、なんでも自分達でやれば安上がりさ。」
エンビー: 「まだ剥製ができてないんでしょう?」
俺: 「そうだね、まだできてないと思う。」
アポン: 「流石に剥製はアグルでもできないもんね。」
俺: 「うん、作ってるとこ見た事ないしね。」
アゴン: 「じゃあ、オープンはまだまだ先だな。」
アポン: 「そういえば今日やたら強そうな気配があって、そこは避けて通ったよ。
何がいたのかな?」
エンビー: 「そうそう、やな感じだったわ。」
アゴン: 「ああ、あれな、あれ避けて通ったのか、別の獲物に行ったと思ってたけど、
あれは避けといた方が良いと俺も思ったよ。」
俺: 「みんなそう感じてたんだね、それは相当強そうだ。
そこは避けといた方がいいね。」
アポン: 「アグルがいれば大丈夫かな?」
エンビー: 「アグルならなんとかなるかもね。」
俺: 「そんなこと言われてもね、相手がわからないんじゃ、何とも言えないね。」
アゴン: 「俺の予想だと、フェンリルとかケルベロスとか、、、そんな感じかな。」
俺: 「それは避けといた方が良さそうだね。
神獣フェンリルとか、地獄の番犬ケルベロスとか、怖すぎでしょ。」
アポン: 「だよね。近づかないよ。」
俺: 「それ、どの辺?」
アゴン: 「東にかなり行った所に居たんだよ。その時はね。」
俺: 「流石にフェンリルとかケルベロスとか居ないでしょ、
きっとウルクの超でかい奴なんじゃない?」
アゴン: 「そう言う感じの奴さ。」
俺: 「明日は、俺も一緒に行ってみたいな。空から確認だけしてやるよ。
安全確認だけでもしといた方がいいからね。」
エンビー: 「そうしてくれる、別々はやなの。」
アポン: 「僕もそう思うよ。」
アゴン: 「久しぶりに4人で狩りに行こうぜ!」
俺: 「じゃあ、決まりだね。明日はそいつの居たあたりに4人で行こうぜ。
強そうなら逃げるけど。」
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