第3話 食事をするにもタイミングがある
さて、今回もダイエットに関する食生活の改善へと進んでいきましょう。
前回、ダイエット時に口にするものの良い一例としてバナナを取り上げました。
バナナ以外にも果物はビタミンが豊富で体の調子を整えるいい成分ばかりです。
特にダイエットに効果がある果物はリンゴです。
リンゴは一日一個で医者知らずとも言われ、ビタミン以外に食物繊維なども含まれています。
風邪をひいた時に食べるものとして、理にかなっていますね。
──では、次に食事をするタイミングに的を絞りましょう。
前回は一日三食がベストとお伝えしましたが、だからといって、三食ガッツリ食べても確実に太ります。
ですから一食自体の量を減らし、こまめに三食にした方が効率的です。
逆に量をグンと減らし、一日四食でもいいくらいです。
だったら朝昼夕以外にいつ食事を加えればと思われがちですが、ちょうど小腹が空いた午後の時間帯がオススメです。
いわゆるおやつタイムですね。
おやつを食べたら逆に太るのでは? と思われそうですが、食べる量と時間帯にさえ気をつければ、さほど問題はありません。
人間は朝から昼過ぎまで脂肪を燃焼させやすいゴールデンタイムがあります。
この時間帯、体内はフル活動していますので多少のお菓子を食べても脂肪として蓄積する暇もありません。
お菓子を食べるなら午後3時くらいまで。
それまでならドーナツやアイスクリーム、ケーキなどの重たいカロリーなお菓子でも大丈夫です。
だからと言って大量に食しても逆効果です。
ゴールデンタイムだからいいやと投げやりにせず、食べるのもほどほどにしましょう。
──逆に夜9時以降に食事をするととんでもないことになります。
夜9時頃には体は睡眠に向けてのリラックスモードとなり、この時間以降はろくに栄養素を分解せず、色々と面倒なせいか、すぐさま脂肪として蓄えてしまいます。
食べたら何でも身についてしまうという言葉をよく耳にしますよね。
実はその正体はここからきていたりします。
どうしても夜遅く食事をする方はうどんや豆腐などの消化の良いものにし、休んでいる体にあまり負担をかけないようにしましょう。
──ところであなたはお腹が空いた時にすぐに食事にしていますか?
しかしながらそれはNGであり、人間というものは空腹の時間、飢餓状態を長く作っておかないと脂肪を燃焼しません。
できるだけ楽をしたい生き物か、無駄に体を動かさず、食事から直に摂るからいいやというサボりな一面があるんですよね。
そこで無理にでも胃の中を空っぽにし、空腹に見せかける。
食べた後、すぐにお腹が空くのは脳が誤魔化した情報なのです。
それでも空腹サインが駄目で、体内にエネルギーがなかったら、最終的な判断でようやく溜めていた脂肪を使う。
本当、改めて感じるのですが、人間とは便利なようで厄介な作りをしていますよね。
さて、次回は食べるだけでは痩せない体つき、人体のマル秘な構造について迫っていきたいと思います。
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