第3話 人格とは

人と関わる仕事をしています。

人が嫌いなのに、人と毎日たくさん話しています。

うまく話せなくで毎日へこんでいます。

辞めたいです。

何もかも放り投げて

本当は辞めたいです。

私はイヤな奴だから、

人と関わる、人と話す、人から相談を受ける、

人と関わることすべてがツラい。


私がどんなにイヤな奴かといったら、



私には大嫌いな人がいる。

毎日、消えちまえ!と呪っている。

離れていても、話してなくても、

存在自体が許せない。

触りたくないし、近くで同じ空気を吸いたくないから、殺したいとは思わない。

でも、

消えちまえと思っている。

そんな感情を持ってるようには周りに見えていない。


先日、ちょうどいろんなトラブルがあり、複数の人から嫌いな人への感情について話を聞いた。


ある人は、

いくら嫌いでも

嫌いだなぁ、以上の感情を持ったことがないから、ぶっ殺すとか意味わからないと言った。


ある人は、

縁切りしたいから、

日本各所の神社を検索している。

顔も見たくないから、

本当に離れたい、そのためには神頼みだと言っていた。


ある人は、

毎日毎日嫌いな人の愚痴や悪口を言っている。

同じことを、

毎日毎日言っている。

言って一時スッキリさせてる。と言った。

でも、また翌日には同じ愚痴が飛びだす。


私は、

嫌いな人のことは考えないようにしている。と

何かの本に書いてあったような

中身のないコメントをした。




憎むとか恨むとか、

マイナスな感情を持つと

健康にも悪影響だと、その時だれかが声にした。

嫌いな人のせいで

体調不良になるなんて、もったいない!と。

みんな賛同してた。

もちろん、私も頷いた。



そっか、それならやめよう!と思えたらいいのだけど、

そうもいかない厄介な私の人格。


やめられるのならとっくにやめとるわ!

頷きながらの心の声。



感情と表情のギャップ、大きめです。














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