第6話 危機と武勇と令嬢と
第六話 危機と武勇と令嬢と
五歳になりました!ということは...
お披露目会がある!!!
これまで同年代とあまり会ってこなかったので楽しみですねえ。
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馬車で移動している最中...
「「きゃー!!」」
「なんだ?今の声は」
「父上、ほかの馬車が襲われているようです。加勢したほうが良いと思います!」
「うむ 加勢しよう」
さてこれまで温存していた魔法も使いますか!
「加勢します!」私は風魔法で空を飛び加勢しに向かう
「ファイヤーボール!」私がそう唱えると青い炎の玉がモンスターに向かっていく
「「グギャアア!」」モンスターは死に絶えたようだ。
「ふう、なんとかなった」さて...これをどう説明しようかな?
「今来たぞ!ってなんだこれは!」父はどうやら驚いてしまったようだ
「いつの間にこんな強く...って今はそれどころではないか」
「そちらの馬車はマイネス公爵家の馬車と見られるが大丈夫でしょうか」
なるほど、これは高級馬車だったのか
すると中から金髪のかわいらしい女の子が出てきた。少々不安そうだ。
「これは、フレイ王女殿下、マリー嬢ご無事でなによりです」
これが王女殿下か美人だなあ。
「ゲルデ。あちらが王女のフレイ=ガラン=エベロリン様と公爵令嬢のマリー=フォン=マイネス様だ」
さて私も自己紹介をしますか
「私はマティフィス辺境伯家次男のゲルデ=アイン=マティフィスであります...落ち着かない様子なので魔法をかけさせてもらってもよろしいでしょうか?」
そう言って私は魔法を使った
『副交感神経活性化』
そうするとどうやら二人は落ち着いたようだ
「ゲルデ様、フレイ=ガラン=エベロリンでございます助けてくださりありがとうございます。とてもお強いのですね」
フレイ様が私に近寄ってお礼を言ってきます
「わたしもありがとうございます。魔法も素晴らしかったです」
マリー嬢もお礼を言ってきた。
さすがに近寄ってお礼を言うことは異例なのだろうか父がびっくりしている。
大事になりそうですねこれは。
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たくさん文字数書くのって大変ですね...! 星での評価もよかったらよろしくお願いします!
用語解説
副交感神経:副交感神経が活性化するといわゆるリラックス状態になります
『副交感神経活性化』はこれを利用して気分を落ち着かせる魔法です。
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