第7話 政治と貴族と婚約と

第七話:政治と貴族と婚約と


「さて、この状況どうしましょうか?」私は言った。


「ふむ。とりあえずは王都に行き、報告するしかあるまい」

「それならばこの死体は持って行ったほうがよさそうですね」

今まで触れてこなかったが、護衛の騎士たちの死体が転がっているのだ

「そうかお前はアイテムボックスを持ってたか」

私は騎士たちをアイテムボックス内に入れた

「さて行きますか!」


~馬車の中で~


「ゲルデ様!あの魔法とてもかっこよかったですわ!」

「そうですわ!どうしたらあんな魔法使えるのか気になりましたわ!」

私は女の子二人に詰め寄られていた

「ちょっと向かいに座ってもいいですかねえ!そもそもなんで私、この馬車に乗ってるんですか!」

「なぜって、王城に行くからだよね!」

「ね!」

「なんでこんなことに...」


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王城についてしまった!いったい何が起こるというんだ


「では、ここに死体を出してくれませんか」

動揺しながらも私はアイテムボックスから死体を出した

「騎士たちをここまで連れてきてくれてありがとうございます」

「いえ。お礼を言われる事ではないですよ」

「こうして埋葬するだけでも騎士たちは救われるのです。」


「ではこれから謁見をしていただきます」

と私はそういわれた

簡単な作法を教わってから謁見の間に向かった。...もうなにもおどろくまい


「これよりゲルデ=アイン=マティフィスの謁見を始める」

「ゲルデ殿はわが娘フレイとマイネス公爵家マリー嬢を守って見せた。この功績により男爵位を付与しようと思う」

本来ならば反対する貴族とかいそうだが今回はいなかったようだ。

「ではゲルデ殿には王都内の屋敷の所有権を渡すことにする」

「これにて謁見は終わりだ」

いきなり発展しすぎだよなあ。説明に困ることが立て続けに起こりますねえ


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分量が短くなってしまった...!定期更新って大変ですねえ


用語解説

爵位関係の設定 今作の爵位は下から騎士爵、男爵、子爵、伯爵、辺境伯、公爵

という感じに設定してあります。(あんまり登場しないかもですが覚えておいて損はない...はずです)

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