第3話 前世の俺を知る

いきなり俺の前に現れたこのロリ巨乳に困惑しながらも、俺は話を聞かなければいけない。なにせ、俺の前世が関係していて今の俺に会いに来たというのだから。


だが見た目は、ロリ巨乳でもさすが大精霊の分体だな 力の圧が見えないのに、何者も寄せ付けない強さを感じ取れてしまう。


『そんなに、警戒しないでも大丈夫です 無闇に力を振り回してしまう子供なんかじゃありませんから それに愛しいご主様にようやく会えたんです』落ち着いた雰囲気で話す 持っている巨大な力とは裏腹にどうやら、冷静な考えを持っているようだ。


『なら教えて欲しい 俺は、君のいう前世の記憶は無い 忘れてしまっているんだ だから、前世の俺は君とどんな関係だったのか教えてくれ』


『もちろんです こうなることは前世の時から考えていました だから、私は契約したんです 魂の繋がりで再び主様に会えるように』


彼女の話をきいて、まだ納得は出来ないが理解はした。簡単にまとめると、前世の俺も今みたいな仕事をしていたらしい。


その際は、大精霊である彼女の本体と契約して様々な力を使いこなし、世界でも有数な祓い屋だったと


 俺は、彼女とパートナーとして契約しており、さらに強い力を持つ彼女は精霊でありながら肉体も作り出すことができいつしかパートナー以上の関係になりお互い愛するまで時間はかからなかった。


そんな幸せも、精霊と人間の間には長く続かなかった 精霊は悠久の時を生きるもので人間の寿命である長さなど一瞬でしか変わらなかった。


だからこそ、彼女は契約で魂の繋がりを持ち生まれ変わった時、魂の繋がりを持って見つけれるようにしたと


ここで、不思議に思ったのはなぜ本体がこちらに来なかったのかだが、それも説明してくれた。


彼女自身の力が強すぎて、二人には子供が出来なかったが、分体であるならば、力も弱まり子供を授かれるかもしれない。


それに分体でもある程度力はあるので一緒に主様の存在の力を強く出来れば可能性はさらに、高くなると計算したゆえだ 分体であるから記憶を共有出来るので、いつか産まれるかもしれない子供を夢見ているそうだ

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