惚れた弱み

「アリス、どんな感じだい。魂が抜けて・・・・・いく感覚は・・・・・


「へ、変な感じ、これを出したら終わっちゃうって分かってるのに――ウグッ! 僕、昂奮こうふんして、る♡」


「そうなんだ、可愛いな♡」


「――あっ」


 デュランの思いつきでアリスの魂と精神を始源しげん魔法でスライムうんちに変えさせてみると、思っていた以上の効果があったようでアリスはおしりを押さえながら昂奮しています。

 デュランはお尻を押さえているアリスのことがとても可愛くていじめたくなり、アリスの両手を掴んでからロープでしばり上げてしまいました。


「い、今すぐほどいてよデュラン!! このままじゃ僕ッ、出しちゃう!!!」


「出しちゃいなよアリス、我慢がまんなんてしてないでさッ!」


「――ングッ!??」


 デュランはそう最低さいていなことを言いながらアリスのくちびるうばい、アリスがお腹へ力を入れるように仕向しむけけましたが。アリスはピクピクとふるえながらも耐えていました。


「~~~~~~~~~~~~~~ッ♡♡♡♡♡♡♡♡!!!!!!!!」


 しかしデュランが更におかし始めたことで耐えられなくなり、アリスはお尻からスライムうんちを出しながら白目をいています。


「まだまだ終わらせないよ、ア~リス♡」


「や、め――んッお゛お゛~~~~~~~~ッ♡♡♡!!」


 なんとデュランはお尻から出たスライムうんちを無理矢理押し戻すとそのままこしを動かし始めました。

 そしてそれを繰り返してアリスの反応を楽しんだり、魂と精神がなくなって動かなくなったアリスの体を犯してからスライムうんちを戻してまった快感かいかんを味合わせるなどをして朝日が見えるまでアリスと愛を深めたのでした。







「デュランッ! あれはもうやらないからね!! 僕死んじゃう!!!」


「そうか? 俺はアリスの死に顔も大好きだぞ」


「……本当に死んじゃうから、たまにだよ」


 翌日アリスは目を覚ますと烈火れっかのごとく怒ったがデュランからそんな姿も好きだと言われたことで心がらぎ、ほおを真っ赤にめ上げながらそっぽを向いてからそう言った。


「あぁ、分かった。愛してるぜっ、アリス」


「ふんっ、いつも変なことばかりして、デュランのバカッ!!」


 するとデュランが嬉しそうに自身を抱きしめてきたため、アリスはそうしてにくまれぐちたたいたが。

 なんだかんだ言いながらもいつも最終的にはデュランの言うことを聴いてしまうため、これがお母様が言っていたれたよわみと言うものなのかなとため息を吐いた。


「うん? どうした、アリス??」


「何でもない、そろそろヘルトを起こさなきゃと思っただけ」


 それでも今の生活が心の底から幸せだと感じてしまうのはデュランのことを愛しているからなのだろうと考えてから思考を打ち切り、口に出すのはずかしかったのでデュランの質問を誤魔化ごまかしながら立ち上がった。

 ……そのことを後々後悔することになるとは、この時は欠片かけらも思っていなかったのです。

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