卑怯者
「まずは剣神貴様からだッ!!」
「――ッ!」
デュランはそう言いながら目の前に迫っていた酒呑童子の
「グワァッ!??」
「――
デュランは陽動だったはずが
そして痛みから
「
「ガアァッ!! ――貴様アアアアアアッッッ!!!!!!!!!」
ただあまりにも
そして地面が
天晴を上空へ投げて酒呑童子の意識をそちらに向けさせてから
「――グワアアアアアアアアアアアッッッ!!!!!!!!!」
「ただ
https://kakuyomu.jp/users/kokubyouyamana/news/16818093083880015232
脇差しを酒呑童子の目から抜くと同時に天下無双の詠唱が終わり、落ちてきた天晴を受け止めて二刀流になると。脇差しで金棒を
本能からか宝玉目がけて突き出した天晴を酒呑童子は拳で弾いてから距離を取った。
「
「ッ!? ――
「
そして全身の筋肉を
デュランは周囲を破壊しながら迫ってくる一撃へとっさに嵐流界刃破を放つことでなんとか相殺することができたが、その影響で発生した二次被害までは防げなかった。
しかしアリスがこの十年で新たに開発した始源魔法でなんとか余波を封じきり、
「
「なっ!? ――嵐流界刃破ッ!!」
「始源魔法――シューティング・スターレインッ!」
デュランは酒呑童子が金棒を天高く
https://kakuyomu.jp/users/kokubyouyamana/news/16817330667141371805
そしてアリスは流星を
「奥義――破界殺ッ!!」
「
しかし酒呑童子が再び破界殺という技を放って嵐流界刃破を相殺されたたが、余波はアリスがなんとかすると信頼していたので。
「あの野郎! 逃げやがった!! ――アリス、大丈夫かッ!??」
「デュランッ!? あっちはヘルト達がいる天幕の方向だッ!! 僕はいいから速く追いかけて!!!」
「――クソッタレめッ! そこで動かず待ってろよ!!」
デュランは大量の分身を出しながら逃げ出した酒呑童子を追いかけようとしたが、
だがアリスからヘルト達が危ないという事実を知らされ、苦虫を
「剣神!! 死ねぇ!!!」
「
「「「グワァッ!??」」」
そうすると酒呑童子とまったく同じ姿をした分身達がデュランを取り囲み、本体を追いかけさせまいとしていたがすぐに全員殺すと空間を斬り。
天幕の近くへと移動しようとしたが、地面の中に隠れていた分身の手で邪魔されてしまった。
「ウザいんだよッ!! とっとと死ねぇ!!!」
「「「グワアアアアアアアアアアアッッッ!!!!!!!!!」」」
再び空間を斬って移動しようとしてから邪魔されたら時間を
しかし一歩も止まらず斬り殺し続けているとやっと天幕に着いた。
するとそこには――
「――お前は黒神!? なんでお前がここに!!」
「……遅かったな、剣神。私がいなければやばかったぞ」
――ヘルトを抱きかかえながら酒呑童子と
そして黒神はため息交じりにそう言うと後方で倒れているルイス達を
デュランはその光景を目にして黒神から助けられたことを理解すると、ため息を
「ま、待てこの体は貴様の親友の物だろう! 助けたいとは思わないのか!!」
「あぁ、思うね」
「だったら取引をしよう。
その一撃をなんとか避けた酒呑童子はデュランの怒りに気が付かず、なんとかこの場を乗り切るため口を回したがいつの間にかその体を
酒呑童子は親友をあっさりと手にかけたデュランへ恐怖し、
『覚えておれよ、いつか新たな肉体を得て
そうして守天の体から出た酒呑童子が目にしたのは恐ろしい光景だった、なんと驚くべきことに
「――今まで貴様が見ていたのは俺の殺気が見せた
『や、止めろ!!
デュランはこの
「嵐流界刃破ッ!!!! ――死にやがれええええええッッッ!!!l」
『イヤじゃ、死にたくない! せっかくよみが――』
こうして
その後酒呑童子に体を乗っ取られていた守天の体をデュランが詳しく調べましたが、デュランが斬りつけた目と四肢の傷も含めて酒呑童子の力で治っていました。
ただ神である酒呑童子に体を乗っ取られた
「……すまない守天、俺がもっと速く
https://kakuyomu.jp/users/kokubyouyamana/news/16817330667094465728
「デュラン殿は精一杯やってくれた! 気にしないでくれ!!
そんなことよりも酒呑童子を倒してくれてありがとうデュラン殿! 鬼人族を代表してお礼申し上げる!!」
「――あぁ」
デュランはそう言って親友である守天へ謝ったが逆に感謝されてしまい、どうすればいいか分からなくなり。そう返事をしてから部屋を出て庭へきた。
そして自身の弱さを恨みながら拳を血が出るほど握りしめ、今よりも強くなることを
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