第21話 決闘 ガンリュ島

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「ペスタの顔ですか?簡単に言えばゴリラに似てました。

と言うか、ゴリラでしたね。

この星の人達は美男美女の多い所だったのですが、

ペスタだけは、違っていました。

突然変異かも知れませんね。」


「さっき、近親相姦で出来た子供って言っていたね。

だからかな!」


「解らないのですが、この星の人達とは違う人種に見えました。

見るからに怖そうです。臆病者だったら睨まれただけで、

逃げていくでしょうね。

でも、私はレイを護ら無ければならない。

恐れる訳にはいかない。

私はペスタの目を睨んでやりました。

そしてペスタに言ってやったのです

佐々木小次郎が武蔵に言った様に、

『遅いぞ!ペスタ。私を恐れたか?約束の時刻を違えるとは、卑怯者のする事だ!」

と、叫んで言ったのです。」


「言ってやって!そんな奴には言ってやって」

と、合いの手を入れるみたいに、みどりは言った。

みどりの顔を眺めて見ると、結構酔っているみたいだ。

そんな事はさて置き、私は話しを続けた。

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