第5話 覚醒
苦しくないといえば
それは
街に出かけたときの私は、いつも決まって幼女の姿を探すようになっていた。近くにいればふっと視線を落とし、遠くにいればチラリと盗み見て、どこにも幼女がいなければ
世界でもっとも強く輝いている太陽という光球を、もしこの目でいつまでも見ることが許されるならば、おそらく誰しもが日に一度は空を見上げて、その
私は生活のために
ショートカットのロリを。ロングヘアーのロリを。
白い肌のロリを。黄色い肌のロリを。
ボロをまとったロリを。民族衣装のロリを。ビスクドールのようなロリを。
活発なロリを。おしゃまなロリを。気まぐれなロリを。
あますこなくすべてのロリに
ロリを。ロリを。ロリを……。
ロリのポテンシャルを100%引き出すことができる年齢に上限を定めたのもこの頃のように思う。
若い女の
しかし9歳を
などを
幼女について考えているとき、私の脳ミソは非常に
多少――――――攻撃的であったかもしれない。
だが幼女を見つめ、そして幼女について考えているときの私は、
そのはずなのに……。
そうして意気込んで
幼女の
幼女は生まれ、幼女は
幼女は誕生し、幼女は成長し、幼女は消滅する。
幼女に
私は泣きながら眠った。
どんなに幼女が美しかろうが、どうせいつしか私のもとから去っていった女どもと同じような
――そしてまた新たな幼女が生まれる。
――この身が
私はそうした二重三重にも感じられる
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