18.もちろん!
「あたしが、世界中のみんなに嫌われて、仲間はずれにされちゃっても……
「え……?」
「もしも、だよ。そういう風に考えること、たまにあるんだよね」
まして、プラスに
「どう、かな……? 他のみんなじゃなくて……あたし一人を、
「もちろん!」
さすがの
「俺は、その……こんな勢いで言っちゃうのも、なんだけど……」
勢いだろうと流れだろうと、ここで他の行動をするようでは、男子をやっていられない。いや、男子だろうと女子だろうと、恋愛をやっていられない。
「俺は、
「
笑っていた。
笑っているように見えた。
「
「そ、そう……かな?」
「ほんと、ムカつく……言われた通り。ポヤっとしてて、わかりやすくて。怖がりのくせに、いざとなったら、ちゃんとがんばってくれる……
初夏を感じる青空の、太陽の明るさが、
「ねえ! 見てよ、
「自分で言っちゃうのもなんだけど、プリプリでムッチムチだよ! ほら、
自信ありげなだけあって、
「え? あ、うん? き、きれい……だね」
「いい? いっくよー」
変化は
「水素と炭素の
「お肌は、さ。全部を
照れ隠しのように笑う
また、情報整理の追いつく余裕がなかった。
「ゆ……
「うん。
「ずーっと昔にね。宇宙の遠くから、石みたいな、あたしたちの
「まあ、たいした
左手の人差し指で、右の手のひらの、まん中くらいを横になぞった。
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