参照プロット(第三話①)
シーン12
場所:学校の屋上
人物:優、志津花
展開:
台詞:
「
「知らない」
「地球上の
「ごめん、もう少しすっ飛ばして」
「……メタルス○イム」
「あ、うん! わかった、あれね!」
「本来、この宇宙の万物を創造なされた神さまに、
「そんな表現、良く知ってるね。宗教違いじゃないの?」
「……
「すいません、余計なこと言いました! 本筋に戻ってください!」
「
「つまり、メタルス○イムってことだよね」
「……完全に同一ではありませんが、
「彼ら無機生命体は、有機生命体である皆さまとは、
「彼らは個体死と交配による変化の可能性、それがもたらす多様性と環境適応の拡大を
「ええと、つまり?」
「……
「風流だね」
「でも、なんで敵なのかな……? 桜の宇宙モンスターって言われても、それなら、宇宙にいるんだよね? なんで地球に?」
「地球のみではありません。全宇宙規模で、彼らは有機生命体の生存圏を侵食、
「
シーン13
場所:ビルの屋上
人物:唯
展開:
台詞:
「どこも、最後の一押しって感じだねー」
『そこからが、意外と難しいんだって! 有機生命体って、一つ一つは弱っちくてすぐ死ぬのに、気がつくとあっちこっちに残っててさー!』
『まあ、
「時間勝負なら、
『それを言うなら
「うっさい! 生きてる日本語ってやつだから。どぅーゆーあんだすたーん?」
『それはともかく、さ。申しわけないとは、思ってるわけよ。
『まさかそんな、
「
『しなくていいんじゃないかなー』
「なに、まーたその話?」
シーン14
場所:学校の屋上
人物:優、志津花
展開:
説明の続き。神が構築した宇宙と生命のシステムと怪物たち、有機生命の
台詞:
「神さまが構築した宇宙と生命のシステムにおいて、彼ら
「ウィルスって……病気?」
「絶滅が定められていた進化の競合種、とも言えます」
「先述しました通り、無機生命体は
「そして、そんな無機生命体と対照的に、個体の生存手段を最低限まで
「ええと……うん、まあ……その……」
「……あて
「時々、そうやってレベル落としてくれるの、すごい助かる」
「ですが、その神さまの設計なされた
「え? 神さまの、予想外の設計ミスってこと? そんなのあるの?」
「それはもう、全知全能ですから。この宇宙に存在する、ありとあらゆる悪もポンコツもすっとこどっこいも、すべて
「絶対、そんな意味じゃないと思ってた」
「
「わたくしたちが
シーン15
場所:ビルの屋上
人物:唯
展開:
台詞:
『インテリジェント・デザイナー、なんて言い方もあるけどさ』
「頭のいいイケメン?」
『デザイナーがみんなイケメンか、ってのは、議論が荒れるよー?』
『知性ある創造設計者、つまり神さまのこと。ひどいよねー。あたしたちだって、がんばって進化したのに、それが最初からドン
「だからさ、こっちも、もう勝手にやってやるんだってば! 他の生物みんな殺しちゃえば、この宇宙にあたしたちだけ。あたしたちだけの宇宙!」
「あたしたち強いんだから、神さまなんて
『それって、怒ってるよね……理不尽だって、悲しいって、感じてるんだよね』
「当たり前じゃん! 悪いの?」
『すっごくいい。大好き』
『感情ってさ、個体が死ぬから、あるんだよ。怒るとか、悲しいとか、好きとか嫌いとか……殺してやるーとか、愛してる、エッチなことしたーい、だって全部、一つ一つが死ぬから
『あたしたち、そういうの全然なかった。
『有機生命体に混ざった、あなたが感じて、あたしたちに教えてくれたんだよ。だから、大好き。神さまはきっと正しくて、決めた通りで、あたしたちはなにも感じない。そのはずだったんだけど……今は、ひどいとか、愛されてないとか理不尽とか、すっごい感じてる! もう勝手にやってやるーって、一緒にキレてる! おもしろい』
「じゃあ、わかってよ!!」
「あたしだって大好き! あんたから……あんたたちから生まれたこと、後悔してない! あんただって、一緒に、って……今、言ったじゃん!」
『……』
「最後まで、やめないよ。悪いのは神さまなんだから! あたしは、あたし! あんたたちのリーダーさま! あんたこそ、あたしを
『……いーね、それ。すっごい
シーン16
場所:校庭
人物:優
展開:
台詞:
「ウィルスで進化って……そりゃ、SFアニメとか漫画なら、あったような気もする、かな」
「新型コロナが、生物兵器の流出って
「俺たちの身体も、その度に少しずつ、なんか変わっていったりしてるのかな」
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