第10話 お隣さん家
「……どうしよう」
でも、ここどこ?
あぁ。もう、
「ハナちゃんたち、
今は人の
どうにかして、ハナちゃんの
「それにしても、前に森の中を歩いた時と、
あの時は、ハナちゃんと2人だったってのもあるけど。
それに、さっきの
「うぅぅ。思い出したら、後ろから
家に
「あぁぁぁぁ!! 考え出しちゃったら止まんないよぉ。いないよね? どっかから見られてたりしないよね!?」
良かった。
「そ、そうだよ。今までもずっと、私達を
とにかく今は、
って、どっちから来たのか分かって無いんじゃん。
「……高い所に
多分、父さんならそうしたと思う。
「
たしか、『ひでんのしょ』にも書いてたはず。
「何だったっけ?
取り
『ひでんのしょ』の4冊目、37
エントさんの
この
エントさんと
きっとそうだよね!
何だったら、リーフちゃんも
なんて
「起こしちゃってごめんね。私リグレッタ。家に
そう
どうするべきなのか考えてるのかな?
お、
「それじゃあ、
フワフワの木の
うん、
それに、
さすがに、家の
「それじゃあ、あっちの方に進んでもらっても良いかな」
私がそう言うと、返事も無くエントさんは歩き始めた。
ズシン、ズシンって歩くたびに、お
さすがにちょっとだけ
「それにしても、こうして
エントさんの歩く音に
ごめんねぇ。
これじゃあ私は、
「
森の
それに、まだクマさんは見つかってないワケだし。
「どうしたらいいのかなぁ。ねぇ、エントさん。何か良い案があったりしない?」
そんなこと聞いても、エントさんは
なんてことを考えてた私の耳に、
「っ!? この音は!! エントさん! 逃げて!!」
この
って、安心できる
エントさんは
あっという間に、
「マ、マズい……
私達の周りをブンブンと
あぁ……このまま私は、彼らに
「おい、そこの
「ひ、ひゃいっ!?」
エントさんの
「え?
「白髪にエント……なるほど、そういうことか」
人の
この
そう言えば、
あれ? あの
「お前、
「え?」
でも、
その
「おい! 聞いているのか!」
「あ、はい! そうです! 私は
「名前などはどうでも良い。それよりも
私、何かしちゃったかな……?
「あ、あの、それはどういう意味ですか?」
「
「クマ? クマさん!?」
なんというコトを……。
「
かくがくしかじか。
私は今までの
それでどうにか
そうしてたどり着いたのは、
これってもしかして、お
そう考えると、ちょっとドキドキするね。
エントさんから
ちょこんと
石で出来たクマさんの
それでもやめなかったんだ……。
「美味しそう……じゃなくて。こら、クマさん! こんなところで何してるの?」
私の声を聞いて、ようやくこちらを振り向いたクマさんは、フンッとそっぽを向いて
「この
ここは少し、
「ごめんね、クマさん。でも、クマさんも
そう言った私は、そっとクマさんの
そんな
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