第6話 重い腰
そろそろお
こういう時、『ひでんのしょ』が役に立つんだよね。
「これ、どーなってるの?」
「これは
「ほんとだぁ! すごいね!」
「
「うん!」
久しぶりにお父さんとお母さんに会えたと思ってるからかな?
ハナちゃんはいつにも
「はらはらぺっこぺっこぐ~ぐ~ぐ~♪」
「どんな歌なの、それ」
「おなか
「初めて聞いたなぁ~」
「それじゃあね、ハナが
「教えてくれるんだ。優しいねぇ」
そこらへんで
そんな彼女に
お
そういえば、
やっぱり、ハナちゃんがいる分だけ、
「そう言えば、そろそろ私でもアレを使えるかな」
そんな時こそ、『ひでんのしょ』が役に立つ!
「まぁ、今日は色々あって
目を
2
まだ父さんがいた
あの
だって、あれからもう1年以上たってるんだし。
それだけ私は、お姉さんになったってことだよ。
1年前から川の
取り
「さてと……あとはこの岩に
父さんは言ってた。
「
イメージ。
ってことは、
そう言えば、
「うん。決めた。熊にしよう」
岩に手を
すると、
そうして
と、
「どーしたの!?」
「大丈夫だよ。ちょっとゴーレム造ってただけだから」
「ごーれむ?」
私と
え?
私がゴーレムだと思ってる?
そんなわけないよね。
「この
「お肉を!?」
「うん。だから今日は、久しぶりに干し肉じゃなくて、
「うまし!?」
「そうだねぇ。うましだと思うよ」
「やったぁ!」
そうこうしている
『ひでんのしょ』に
それまで、今日は何をしようか。
なんて、もうやることは決まってるんだけどね。
「よし。それじゃあ、
「でかける?」
「うん。お
大きく
そして戻ってきた
「これ、使う?」
「ありがとう。ハナちゃん」
すぐに
ハナちゃんに持たせておくのは、ちょっと
かといって私も、
「
わざわざ
「考えても、分からないよねぇ。時間は
「うん!」
そうして私は、
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