カクヨムコンって結局フォロワー多い人が大賞受賞するんでしょ?

新巻へもん

第1話 無名作家でも大賞取れますか?

 まずは結論から申し上げます。カクヨムコンは運が良ければ、無名作者でも受賞の可能性はあります。諦めずに頑張りましょう。

 

 ども。

 新巻へもんです。

 一応、カクヨムコン6の異世界ファンタジー部門で大賞受賞しています。

 カクヨムコンの特設ページに過去受賞作が出ているので嘘ではないです。

 あとは私がザコ作者だということの例をあげれば、冒頭の命題は証明されますね。


 カクヨムコン6参加前の段階での私のコンテスト戦績は……通過ゼロ!

 作品の投稿を始めて2年半ほど経ってましたが、一次選考すら通過したこともありませんでした。

 カクヨムコン4と5も参加していますが、もちろん惨敗。

 参加作の☆は2桁なので、読者選考を抜けるわけがありません。


 受賞作の『酔っぱらい盗賊、奴隷の少女を買う』を書く前の時点では、150作以上書いて☆評価が最高で97という体たらくです。

 その星にしても、同じ題材で執筆してお互いに講評しようという企画に参加した作品なので、☆をつけてくれる方が多いという下駄をはいた状況でした。


 相互フォローしているユーザーの方も20名弱でした。

 そして、ツイッターもやっていない。

 ありがたいことに固定的に読みに来てくださる方も居ましたが、たぶん10名も居なかったはず。

 間違いなくカクヨムの人気作家と言える状況ではありません。

 はっきり言えばザコです。


 だから、その当時は私も思ってました。

 どうせ俺にはカクヨムコンの受賞チャンスはねえよ、ってね。

 受賞作を書き始める直前の長編が70話終了時点でPV21000。こんな状況で受賞作の投稿を始めたのが2020年8月15日でした。


 正直あまり期待はしていなかったんですよ。マジで。

 無い知恵を絞って色々と工夫はしてみましたけど、どうせ読まれないんだろうな、と半ば諦めぎみでした。

 別の作品で短編の自主企画に熱心に参加したりしてましたし。


 最初におや? と思ったのは、投降を始めて1週間後。

 初めて注目の作品に掲載されました。

 そして、4週間後に☆350を達成し、日間2000PVに到達。

 連載開始後2か月ちょっと経った11月初旬には50話公開で累計50万PVになり、浮かれつつも戸惑っています。


 そして迎えた12月。本当は別作品の公開を始めてカクヨムコン6に参加する予定でした。

 しかし体調不良もあったりして、結局手持ちで最高評価の『酔っぱらい盗賊、奴隷の少女を買う』を登録します。

 途中でPVの低下を嘆きつつ、カクヨムコンの読者選考期間後の2月半ばに☆4千に到達していました。


 こんな感じで5月末の発表で大賞を頂いたのですが、中間選考突破作の発表時点で私の作品より☆の多い作品がいくつかあったのを記憶しています。

 どちらもすでに書籍化経験のある方の作品だったはず。

 なので大賞は全く期待していませんでした。特別賞もらえたらいいな、ぐらいな感じです。


 長々と書いてきましたけど、言いたいことは一つ。

 運さえあればいきなり大賞もあるってことです。

 なんだよ、運って。

 ですよねー。では、運をちょっとでも上げる方法を次話以降でお話したいと思います。

 

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