サラダちゃん

パパの壁画、完成したみたい。


オーロラちゃんの船に乗って、壁画を見に行く。


宮殿の部屋に行く。


「あー!パパーっ!」


「おおーっ!あやなっちーっ!」


「できたーっ?」


「できたよーーっ!ほらー!どうだっ!たった今、完成したばっかりだよー!」


「うわっ!めっちゃ可愛い壁画だねーーっ!」


「そやろー!パパの自信作、最高傑作やなー!今のところの」


「すごいねー!また壁いっぱいに描いたねー」


「自由気ままに描かせてもらったよっ!それでいいって...そういう雰囲気でって、サラダ姫もおっしゃっていたからねーっ!」


「可愛いキャラクターいっぱいやんっ」


「あはは...われながら、よう、こんだけ描けたわっ!」



「あ、サラダ姫!」

「サラダちゃん」


サラダちゃんも部屋に入って来た。


「うわーっ!完成しましたねーっ!素晴らしい出来ですわー!」


サラダちゃんも、めっちゃ感動してくれてて、良かったね!パパ!



パパといっしょに、オーロラ船長の船で、またニースに戻る。


「「ママただいま~」」


「おかえり~」


「あやなっちとパパ、おかえり~」

くうりも、いる。


「どうでした?」


「めっちゃすごかったよー!めちゃめちゃ可愛いキャラクターいっぱいの壁画!」

って、うちから、ママとくうりに言う。


パパはソファで、もう

グゥグゥ

寝てる。


「可愛いの?」

って、くうりに聞かれて


「うんっ!可愛いは宇宙共通みたいな感じ...」



「ごめんくださいませ」

だれか、うちにやって来た。

玄関で声。


「あ、は~い...」


ママは玄関に。


「えーっ?」

ママは、すぐリビングに戻って来て


「あやなっち!サラダ姫、来てるわよっ」


「えーーっ?サラダちゃん、来てるのーーっ?」

うちは、走って玄関へ。


「こんにちは~」


「うわっ!サラダちゃん!」


「オーロラちゃんの船で来てしまいました...」


「まあ、あがって!あがって!」

うちは、サラダ姫をリビングに案内する。


「あら、サラダ姫」「おっ!サラダ姫」

ママとパパも、来てくれたことに、びっくり。


「あ、こちらサラダ姫...そして、こっちは妹のくうり」

サラダちゃんとくうりに、ふたりの紹介を。


「「はじめまして~」」

サラダちゃんとくうりは握手してる。


「サラダちゃん、どうしたん?」

うちは、サラダちゃんに聞く。


「あやなっちのママさんパパさん!あやなっちさんと結婚させてくださいませ!今日は、そのお願いにやってまいりました!」


「えーっ?結婚ーっ!」

うちは、サラダ姫から、結婚って言葉、はじめて聞いて、びっくり。


「あやなっち、結婚しちゃうの?」

くうりも目をまんまるくしてる。

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