第3話 リリース1日目 午後

ログアウトした後、リビングに行った。

「お、麗華。もういるんだね」

「うん。お腹が空いちゃったからね」

「理玖はまだやってるのか」

「もうさ、先に作っとかない?」

「いいね。理玖のも作っとこう」


~12時14分~

お、理玖もログアウトしてきたのかな?

「すまん、遅れたか?」

「ギリギリセーフだよ」

「はい、もう出来てるよ」


「そしたら、」

『頂きます』


~数分後~

「ふぅ~美味しかった」

「あれ?優香、今日は早いわね」

「うん。アストラル・オンラインが予想以上に面白かったから、早く続きをやりたくてね」

「夜は何時にリビング集合だ?」

「5時で」

「お、どっかに食べに行くの?」

「うん。今日ぐらいは良いかなってね」

「それじゃ、5時にリビングで」



~自室~

さて、頭にヘッドギアを付けまして

「ログイン」


~アストラル・オンライン内~

「えーと、あ、そうそう、街に向かう前にダンジョンに入ったんだったね。」

早く向かわないと


「【天使化:ウリエル】」

よし、翼が出てきたね


「【飛翔】」

フォン

よし、飛べたな

お、北北東の方向に街がある

行くか

フォー


~始まりの街~

さて、街に来たらやろうと思っていたことが・・・


「ギルドに登録お願いします」

「はい。でしたら、この水晶に触れてください」

出された水晶に触れた。この水晶奇麗だな

「はい、もう大丈夫です。異常は・・・無いですね。でしたら、このカードに血を一滴垂らしてください。」

チクっ

お、このVR内でも血って出るんだ

ポトン


ブワッ

カードが金色に染まった

「なんと・・・ギルドマスター!」

え?なんか金色になったらまずかった?

「なんだなんだ?ほう、久しぶりに見たな。ちょっとお嬢ちゃん、来てくれ」

マズかったんですね?


~ギルド・応接室~

「俺はギルドマスターのラルフだ。」

「はあ・・・私はユウです」

「簡単に説明しよう、ギルドカードが金色に染まると、Sランクに無条件でなれる。」

「すみません、Sランクってなんですか?」

「ギルドの最高ランクだ」


・・・・・・・・・・


「最高ランク!?なんで!?」

「ギルドカードはな、ランクが上がったとされると色が変化するんだよ」

「ほう」

「そしてな、最初は皆水色のFランクからなんだが・・・たまにこういうクソ強い奴が最初から銀色のAランクになったりするんだが・・・Sランクに最初からなる奴は初めて見たな」

「えぇぇ」

「まあ、どんな依頼でも受けれると思ってくれていい。それじゃあ、そろそろ行っていいぞ」

「あ、はい」



~ギルド内・掲示板~

「さで、どんな依頼があるかな」

えーと、

・ゴブリンの討伐

・リザードマンの討伐

など



ろくなのがない

受付で良さそうなの聞くか


~ギルド内・受付~

「すみません。なにかよさそうな依頼はないですか?」

「ランクはなんですか?」

「Sです」

「なんと!すごいですね!でしたら・・・この場所の付近にメタルスライムしか出ない洞窟があるとの噂があるので、探してみたらどうですか?」

「メタルスライムって倒して何か利点があるんですか?」

「たまに[ミスリル]を落とすんですよ」

「その、[ミスリル]って、高く売れたりするんですか?」

「ええ。とても高く売れるんですよ。装備から装飾品にもなるので」

「そうなんですか。探してみます」

「頑張ってくださいね」


~外~

「うーん、飛んで探そうかな・・・あれ?アイテムボックスに称号獲得の石が入ってるな」

使うか

『称号【初めてのSランカー】を手に入れた』

へー、効果は・・・

_____________________________

【初めてのSランカー】

ATKとMATが30%増加する


_____________________________

うーん、他のに比べると弱く感じるな


まあ無いよりはいいか


「【飛翔】」

フォン

もう3回目だし慣れたな

フォー


~??の森~

ん?バグった?まあいいか

うーん、ここらへんな気がするんだけどな


お、あった

ピュン


~メタスラの洞窟~

お、これがメタスラか。うわー魔法効きにくそう

「どうしようかな・・・あ、そうだ!」


まずはメタスラを一か所に集めよう!


~数分後~

「よし、こんなもんでいいかな」


私は数百匹のメタルスライムを集め終えていた

あとは・・・


「【天使化:ラミエル】」

ラミエルは【雷を司る天使】。

これでどっかの本編ヒロインの主人公みたいなことができるな


「【雷電】」

手から雷を出して砂鉄を集めた


そして、一体だけに砂鉄で攻撃を与えた。

そう、


ガリガリガリ・・・

雷を制御して砂鉄で削って攻撃している


めっちゃ地味


~数分後~

_____________________________メタルスライムを倒した


Lv up

レベルが43になった


鉄が1個手に入った

_____________________________


よっしゃこれで・・・


さっきから放置していたメタルスライムを・・・


「【雷電】からの・・・」

ミスリルを取り出して


「【超電磁砲】」

殴る


ドカン


_____________________________

メタルスライムを241体倒した


Lv up

レベルが76になった


鉄 185個

ミスリル 56個

手に入った

_____________________________

おお、レベルがもうすぐ99になるじゃないか

99になったらどうなるんだろう


時間は・・・もう3時じゃないか

まだいけるな

もうちょっと頑張ろっと


そういや、ステータスはどうなってるんだろう

見るか

「【ステータス】」


ユウ


Lv 76

半天半魔


ATK:1150

DEF:852

MAT:1179

MDF:852

SPD:874

DXT:907


スキル

【天使化】

【悪魔化】

【飛翔】

【種族固有武器召喚】


称号

【初めてユニーク種族になった者】

【半天半魔】

【初めてダンジョンを攻略した者】

【初めてユニークスキルを獲得した者】

【初めてのSランカー】


うわ、強すぎだろ

さて、それは置いておいて続き、始めますか


~1時間半後~

_____________________________

メタルスライムを倒した

Lv up

レベルが99になった


ミスリルが手に入った

_____________________________

お、なんか出てきた

_____________________________

レベルが99になりました。


スキル【半々変化】を手に入れた


おめでとうございます!転生出来ますがしますか?


Y/N

_____________________________

転生?強くなるとかそんなのかな?

まあYesでいいか


_____________________________

了解いたしました。

_____________________________

うおっ周りが光って・・・












お、終わったかな?

_____________________________

おめでとうございます!

称号【初めての転生者】を獲得しました

_____________________________

まあいいか

お、もうすぐ5時だ。もう終わるか

「ログアウト」

そして私はゲームを閉じた

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