第2話 リリース1日目 午前

~自室~

「ん~ふぁあ」

今何時だ?


6時か


顔洗って朝ご飯準備しますか


~洗面所~

さてと、顔を洗いまして~スッキリ!

髪をとかして~よし、ご飯作ろ!


~キッチン~

今日はトーストだけでいいか。

パンを準備して~焼くだけっと


~数分後~

よし、出来たね!2人を起こしに行くか


~廊下~

「2人とも!起きて!朝ご飯できてるよ!」

「あ、もうできてたの?すぐ行くわ」

「いや~楽しいことがある日ってすぐ起きちゃうよね」

「はいはい、早く準備して食べちゃってね」


~6時45分ごろ~

「買い物いくよ~」

「ほいほい」

「了解」


~7時45分ごろ~

「急げ急げ!」

「ただいま!」

「今日は集合なしでいい?」

「いいよ」

「OK。今日はレベリングしよっと」

「それじゃあ12時15分にはリビングに降りてきてね」

「分かったわ」

「了解」


~自室~

よし、それじゃあ

「ゲームスタート」


~ゲーム内~

「あと3分か」

『お帰りなさいませ。ユウ様。リリースは約3分後となっております。』

よし、3分待つか


~3分後~

お、はじまるな


『ようこそ![アストラル・オンライン]へ。それでは、どうぞ、冒険をお楽しみくださいませ。』


お、スポーンしたね。

ひとまずレベリングするか


~平原~

よし、スライムらしき奴がいたね。倒すか


「えいっ」

相手に30のダメージ

スライムをたおした

___________________________________

Lv up

レベルが5になった


スライムのコアが手に入った。

___________________________________

お、レベル上がったな。


ついでに【天使化】も使ってみるか

「【天使化:ミカエル】」


お、純白の翼と輪が出てきたな

「【飛翔】」

フォン

お、飛べたな

こ、こうやって移動するのかな?

フォー

「ん?なんかあるぞ?」

なにか、洞窟の様なものを見つけた。

「入ってみるか」


~洞窟内~

〈不死者の洞窟〉

お、なんかでてきた。

不死者?アンデッド系かな?


「カタカタカタ」

おおう、スケルトンだ

でも今天使化してるからアンデッドにはよく効くような気がする

「【聖炎】」

スケルトンは燃え尽きた


___________________________________

Lv up

レベルが8になった


不気味な骨が手に入った

___________________________________

称号の効果もあるとはいえ、上り幅すごいな


ん?

「階段があるじゃん」

降りようかな


降りるか



~二階層目~

さてさて、どんなモンスターがいるかな・・・

「ええっ!?」

見ただけでも100体はいるんだけど

「ま、さっきみたいに攻撃すればいいか」

「【聖炎】」


わぁ~白い炎が敵を蹂躙していくぅ~


~数分後~

___________________________________

Lv up

レベルが40になった


不気味な骨が231個

上位スケルトンのコアが21個

手にはいった

___________________________________

Lv上がりすぎぃ!


というか、上位スケルトンってことは下級スケルトンとかいるんかな


お、また階段あるやん

ここまで来たんやし降りるか


~三層目~

なんかすごい大きいドアがあるんやが?

「これ絶対ボス戦だよね・・・」

う~ん、ま、行くか!

「どうやって開けるのかなってええっ!?」ゴゴゴゴゴゴゴ

触れただけで開いた・・・


「うん?なにもいないよな?」

大広間の中にはなにも居なかった


ゴゴゴゴゴゴゴ

「!?なんだ!?」

そして、地面から神官のような恰好をしているスケルトンが現れた

そして、持っている杖を掲げると、地面からさっきまで倒していたスケルトンが

現れた

「へぇ・・・死者蘇生か・・・まあ」

「範囲攻撃しちゃえば関係ないよね!」

「【聖炎】」

そして、スケルトンは焼けはじめた


が、


ボスがその度に復活させている

「うーん、そうだ!」


「【天使化:ウリエル】」


たしかウリエルは自然現象を司っているはず!

これなら・・・


「【風圧】【重力】」

ボスの近くで風圧で捕らえ、重力で風圧ごと固める


「【聖炎】」


聖炎を出し、ボスに当てて、爆発を起こす


『上級ダンジョン、不死者の洞窟がプレイヤー、ユウによって攻略されました。』

うるさっ!ゲーム内アナウンスが流れるのか


お、宝箱らしき箱が出てきたぞ?

「何が出るかな~」

えーと、スクロールと石と短剣かな?

ひとまずスクロール使ってみるか

『ユニークスキルを獲得しました』

うん?ユニークスキル?

まあ、ひとまず効果はなんだろな


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慧眼


鑑定ができる

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うん?ユニークスキルという部類の割には弱そうなスキルだな

ひとまず一緒に入っていた石と短剣を鑑定するか


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称号獲得の石


入手者に称号をあたえる


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うーん、これも使うか


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成長の短剣


所持者の使い方によって成長が変わる短剣


レア度 S

___________________________________

なかなか強いな

種族固有武器とどっちが強いんだろうか?


「こんなもんかな。あ、さっき手に入れた称号の効果確認しとかないと」


___________________________________

【初めてダンジョンを攻略した者】

ステータスが10%増加する


【初めてユニークスキルを獲得した者】

幸運値が100%増加する

___________________________________

おお、強いね!


おっと、そろそろ12時だな

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