神に成る少女はVRと世界で何を思う?
ハーペキで究極の暇人
第1話 サービス開始とステータス
なぁにこれぇ?
私はそう思った。
~約半日前~
ーピ、ピ、ピ
ーピピピピ
ーピピピピ
カチャッ
「ふわぁ・・・」
目が覚めた。
そして布団から、私、佐藤優香は起き上がる。
今日は私が通っている高校の終業式。
午前が終われば夏休みの宿題のデスマーチだ。
明日には”アレ”がサービス開始なので、今日やるのだ。
洗面所で顔を洗い、銀髪の長い髪をとかしていく。
私は髪は結ばなくてもいいと思っているので、制服に着替え、リビングの照明をつける。
そしてパンを取り出し、”3人分”の朝食を作っていく
「おはよ~優香」
「おはよ。早く食べて準備しちゃいな」
彼女は上沢麗華。私の同居人の1人だ。
「おはよう」
「おはよ。理玖。早く食べちゃって」
彼は上沢理玖。私のもう1人の同居人で、麗華の弟だ。
私と上沢姉弟の両親は海外に働きに出ていて、滅多に帰って来ない。
だが、そのおかげで上沢姉弟と同居できているのだ。
「優香、”アレ”準備できた?」
「うん。もうできてるよ」
「明日の0時から初期設定、チュートリアル、8時から本格リリースだよな?」
「うん。だから今日中に夏休みの宿題を終わらすんだよ?」
「ウっ・・・でも、よく優香もやる気になったよね。元々からゲームしないのに」
「いや、今回のゲームは人気らしいし、2人もやるんでしょ?」
「「もちろん!!」」
そう、”アレ”とは『アストラル・オンライン』
いわゆる、VRMMOと言われる部類のゲームだ。
しかもフルダイブ型の。技術力すごいな
「そろそろ行くよ。早く準備しな。置いていくよ?」
「「待って!!」」
そして学校に行った。
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作者:学校?カット!
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~午後~
た☆だ☆い☆ま☆
「カップ麺でいいか。早く食べちゃいな。デスマーチを始めるよ」
「嫌だぁ!デスマーチしたくない!」
「ゲームさせないよ?」
「やりますのでそれだけはお止めください!」
「お菓子ない?」
「あるよ」
「沢山用意しといて」
「分かった」
なんとか終わらせることができた。(ご都合主義)
~午後11時~
「なんとか終わったね」
「そうね。」
「なんとかな」
「あと1時間しかないじゃない。早くお風呂に入って来なさいよ。その間に晩御飯準備しとくから。」
「じゃあ、理玖、早く入ってきてね」
そして私達はお風呂に入り、晩御飯を食べた。
そんなことをしていると、11時50分になっていた
「それじゃあそろそろ初期設定して寝ますか」
「明日は半日はゲームしないとだからね!」
「お昼は食べよ?」
「ハイ・・・」
そして私達は自室に向かった。
~自室~
お、0時になったな
それでは頭に機器を取り付けまして
「ゲームスタート」
~ゲーム内~
『ようこそ。〔アストラル・オンライン〕へ。ユーザーネームを決めてください。』
どうしようかな・・・名前の一部を使うか
「ユウで」
『分かりました。ユウ様ですね。それでは種族を決めてください』
ATK:物理攻撃力
DEF:物理防御力
MAT:魔法攻撃力
MDF:魔法防御力
SPD:すばやさ
DXT:器用さ
人族
どんな種類の武器でも使えるが、種族特有武器は使えない
ステータスは全て上がりやすくも上がりにくくのない
獣人
DXTが上がりにくく、SPDが上がりやすい
弓や盾が使えなくなる
エルフ
DXTが上がりやすく、DEFとMDFが上がりにくい
特殊形武器が使えなくなる
鬼人
MATとDXTが上がらないが、ATKとSPDが上がりやすくなる
盾や弓が使えなくなり、剣系統は大剣以外使えなくなる
ランダム
完全に運で決まり、極たまにユニーク種族が選択される
おっふ、
何がいいのか分からん
う~ん、ランダムでいいか!
「ランダムで!」
『了解しました。抽選中・・・決定しました。ユウ様の種族は
【半天半魔】に決定されました。おめでとうございます!
ゲーム内初、ユニーク職業に選定されました。
報酬として、称号が送られます。』
ユウ
半天半魔
人族のようにバランス型だが、全て上がりやすい
Lv1
ATK:130
DEF:100
MAT:150
MDF:100
SPD:120
DXT:150
スキル
【天使化】
翼が生え、天使の輪が出てくる
宣言した天使に似たステータスになる
【悪魔化】
翼が生え、角が生えてくる
宣言した悪魔に似たステータスになる
【飛翔】
飛べるようになる
【種族固有武器召喚】
種族固有武器を召喚できる
称号
【初めてユニーク種族になった者】
経験値獲得量が10倍になる
【半天半魔】
ステータス上昇率が10倍・必要経験値量が10分の1になる
そして冒頭に戻る
あ~ハイ。ゲーム全然やらない人でも分かる、ヤバいやつですね
ん?というか職業とか無いんかな?
「すみません、職業とかって無いんですか?」
『あります。が、ユニーク種族のユウ様は職業はないです。』
「え?マジですか?」
『ええ。』
「そうなんですか・・・」
『質問は以上ですか?』
「はい」
『では、午前8時から本格リリースです。お楽しみください。』
~自室~
うーん、もうこのままねるか!
おやすzzzzzz
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