第6話 オリーブオイルを愛する者


 彼女は今日もスーパーでオリーブオイルを購入する。


 「今日はオリーブオイルでペペロンチーノ作ろう!」


 スーパーで購入した袋を持ち、家へと帰宅する。袋をキッチンの上で開けるとオリーブオイルの容器を持ち栓を開ける。


 「ん~~!オリーブオイルの匂いさいこ~!」


 彼女にとってオリーブオイルは欠かせない程の中毒者だ。料理には必ずといっていい程使用している。彼女は今日もフライパンにオリーブオイルを垂らし料理をする。


 「よし!出来た!」


 皿の上にペペロンチーノをのせると食卓に運び、フォークを片手に持つ。


 「いただきま~す!ん~~おいし~!やっぱオリーブオイルの使う料理サイコー!」


 彼女は頬に手をあて至福の顔を見せる。


 「○○社で販売しているオリーブオイルに関しての放送です。ただのサラダ油と発表がありました」


 キッチンに置かれている○○社のオリーブオイル。彼女は裏でニュースが流れているとも知らずに至福な顔を見せる。

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