応援コメント

脱走」への応援コメント

  • 前回の『推理』からそれとなく察していましたが、逃げるという選択しか取らざるを得ない状況になりました。カーテンを結びつけ、窓から脱出するまでの描写が細かく、主人公の慎重さと張り詰めた空気感がこびり付くように、脳裏にイメージさせました。最初のコメントで描写の丁寧さに心配の旨を綴りましたが、どうやら杞憂だったようです。
    序盤で書かれていた桃に関しても、ここで出てくるとは考えもしませんでした。丁寧に書かれている物事が、今回のように後から回収されていくと思うと、目を皿にして拝読した方がより世界観を楽しめると強く感じました。

    最後のシーンでメイドが出てきましたが、以前と態度や様子が異なり、人形のように操られているように見えました。前話でも出てきた『ソレ』という表現からも別人ではないかと考えましたが、ついに本性を現したとも捉えられます。
    考えれば考えるほど謎は深まるばかりですが、先程も述べたように後々明らかになることを期待して読み進めていきます。