死亡フラグ

 かれらが話しかけてこようとすることに恐怖し、

 れいの如く連れてきた人々を逃す。

『ラッキーがあったら、また追いつく』と。

 をかしい様で真面目に言ったこの一言は、

 まあまあ死亡フラグとして成立している。

 たくさんの奴らがこちらへ向かってくる。

 せい活を壊した奴らへの恨みは強い。

 ループ物でもないのだから、もう少し生きていたい。

 わけもなく願望が頭の中を巡る。

 けさなければ。

 ニキニキとしたこいつらを私の手で消さなければ。

 いきとし生けるものの平穏は私にかかっている。

 かい想するようなこともない。

 なりをひそめて生きてきたが、ここで真の力を出す。

 いきるために。

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