第3話


俺は週2で、あの施設、残りの週3は塾になっている。

 

「やったー!!」


「優くんは優秀だな!!」


本当は他の友達と遊びたいけど、塾は塾で楽しかった。


「そういえば、優くん」


「何?」


「新しい子が入って来るよ。」


「本当!!」


俺は一人だったから、新しいメンバーが入って来ることが嬉しかった。


「春だよ!!」


ーーーー


先生が居ない。チャンスだった。

 

「春ちゃん、ここはね」


「なるほど、ありがとう優くん!!」


「うん!!」


俺達は直ぐに仲良くなった。同じアニメ好きだったのもデカいだろう。


その後、俺はテストで高い点数を取り続けて居たんだが、


ーーー


「優くんは字が汚いからまた0点ね!」


漢字のテストだった。俺は隣の子に字が汚くて0点だった。


「そっか、残念だな。」



「ねぇー!!優くんまた0点だよ!!」

そして、隣の女の子はその0点をクラス中に見せびらかした。


「本当だ、0点だ!!」、「また0点かよ!!」


クラスメイトの笑い声が聞こえる。


俺の字は確かに汚くて0点だったが、隣の子は書き方も習っていたこともあり、キレイだった

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