第8.2話 誕生日会の話


⚫モギボール(次女カティス・メイドデイジー)

 「さぁ!やってやるわよ!」


 灰色のローブを纏ったおじさん?はルールを説明してくれる。


 「すいやせん。モギボールは1回5球なんで気をつけてやってくださいね。

一応ルールは、モギボールで的を当てるだけ、ただ魔力を使ったりしたら即失格なんです。よろしゅうお願いしますね。」


 「ということでしたが?どうしますかカティス様。」


 「全球全霊でやってやるわよ」


 「じゃあ、おさきどうぞカティス様。」


 デイジーとお店のおじさんが離れてカティスの動きを見ていると。カティスが動き出す。


 「とりあえず構えて待つ。自分のいいところに集まったら投げる!」

 1球目……………的の上10センチ外す。


 「まだ初球よ!」

 2球目……………的の右下10センチ外す。


 「うまく調整できなかっただけだもん」

 3球目……………的の左5センチ外す。


 「あ~~~~~ーーーーもう!!」

 4球目……………的のした10センチ外す。


 「どうなってんのよ!詐欺じゃないでしょうね。」

 最後の5球目…的の枠外に飛んでいった。


 「ありえないわよ。どうなってんのよ(;_;」

モギボール失格❌

 続いてするのがメイドのデイジー。それに一応しゃべりかけたのが灰色のローブを纏ったおじさん定員。

 「ルールどうしやす?もうやめますか?」


⚫モギボール 2


 それにデイジーが

 「ルールは把握しています。そしてやらせてもらえますか?ノイアー様の遊びであればやってみたいので。」


 「オーケーですお嬢さん。ノイアー様の遊び楽しんでいってください。」


 1球目……………的の外的に当たりました。

 「すげ~一発で外的当てましたね。でも、中の的に当てないとクリアにはなりませんからって、ノイアー様が言ってました。」


 「そうですか。ギミックがあったんですね。では、次で当ててみせましょう。」

 2球目……………的のわずか右上に抜けていきました。

 「……………そうですか。少し握りを変えますか。」


 3球目……………的のわずか下に曲がっていきました。

 「これで大丈夫です。これでノイアー様とまた遊んでもらいましょう。」


 4球目……………的に命中!!!

 ギャラリー「「「「「スッゲーーー!!どうやってんのーー!!。」」」」」


 「ふぅ~。これくらいならノイアー様の事もお手伝いできますね。」


 カティスは失敗してからずっとテンションが下がっている。そしてとうとう家に帰ってしまった。というか部屋にだけど。

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