第3話
ノイアーは感動と消費したエネルギーでガス欠だった。
ベットに横たわり、メイドさんの言いつけ道理に待っていると、
〔コン、コン、ガチャ。〕
「ノイー。起きてるかしら。」
ノイアーは声がする扉側を見る。すると、扉の前にめっちゃ可愛い20代前半の女性が立っていた。
ノイアーは全力で嫌われないように動き出す。
「あ~う!…………あっあっあっ!」
そんなノイアーの反応を見た女性はすぐにノイアーに抱きつく。
「うふふ。ノイは可愛くて頭が良さそうですね〜。………………あっそうだ。ノイアーはおなかすいてない?」
ノイアーは抱きつかれながらよく考えた。
(はじめに起きてから色々あってそろそろごはんどきなんじゃないか)と、そして、次はお昼寝になると確信したノイアーは、意識のある内にと行動を移す。
「あい!あいあい!」
「いいお返事です。そうよねご飯の時間だものね。」
その後もトントン拍子で進んでいったため、ノイアーは授乳を受け、諸々終わったあとにいつものベットでお昼寝するのだった。
ー◇◇◇ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
⬜ノイアーが寝たあと。
「レティシア様。今回のお昼寝当番は私だったはずですが。」
「何言ってるの?エシュリア。私の可愛いノイアーに授乳してたら一緒に寝てしまっただけよ。」
「くッ、ゥ〜。」
先制パンチを繰り出したのは、ノイアーがメイドさんと読んでいたエシュリア。
だが、ど正論のような言葉を使ってカウンターを決めたのがノイアーの実の母であるレティシア。
この話が始まるとまぁ~終わらない。なので、話しかけることを躊躇していたサブルが話題を変えるため話すしかない。(はぁ~。)
「あの!カティス様の件でご報告が。」
「それなら聞いています。どうすればいいかしら?エシュリア。」
「私ですか。確か最近腕のいいメイドがいると聞きますが。………レティシア様」
「う〜ん。わかりました。メイドのデイジーをカティス付きのメイドとします。サブル。言える限りでいいので座学の時間でもなんでも、カティスことをデイジーに教えておいてください。あとは、デイジーが対処します。」
「わかりました!」
これにより、カティスが起こすであろうノイアーへの問題は減るのだった。
知らない間に厄介事が減ってよかったなノイアー。
ーー登場人物
♠ノイアー
♥謎の女性(レティシア)
♥メイドさん(エシュリア)
♥カティス様
♣サブル
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