エピソード10 ガスマスクの正体
カジノへと到着した二人。そこにはクライアとナタリアがいた。
「クライア!ナタリア!よかった合流できて…船を爆破するってオルガナ代表が言ってた。」
「そっちも大丈夫そうでよかった。道中怪物だらけだったぞ。よく生き残った な。」
「こいつの蹴りのおかげでなんとかって感じだったぜ。マジですごかったぜ。」
四人で合流できたことに安心していると…
「やぁ…全員そろったようだね…」
階段の上からガスマスクが話始めた。全員警戒体制に入る。
「今こそ話す時がきた…モーリスとヴァルカンの真…」
バンッ
誰かが発砲し、ガスマスクの人物は転がり落ちる。
すかさずサヤとラグナはガスマスクの人物に駆け寄った。
発砲したのは…ナタリアだった。
「ナタリア!なぜ撃った!?」
「だってなにされるかわかんないしぃ。さっき二人が気絶させられたみたいに全員がやられたら困るじゃない。」
サヤとラグナはガスマスクを外した…その人物は…レドであった。
レドはラグナになにかを囁く。
「……レド、本当か?」
レドは頷く。そしてそれを最後に気を失ってしまった。
「うそうそ死なないで…死なないで…どうしようどうしよう…」
「サヤ、落ち着け。気を失っただけだ。時期に目を覚ますだろう。」
サヤが動揺するのを見て、ラグナはなにかに気づいた。そして…
「俺は運転室に向かう。お前はここでレドといろ。目が覚めたら一喝してやれ。」
「ラグナ……でもそれは危険じゃ…」
「いいんだ。これでもここに派遣されただけの実力はある。」
「ラグナ…ありがとう…」
「ラグナには俺達もついていく。安心しろ。」
そして三人は運転室へと向かった
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