第4話ー新しい殺し屋ー

その後何人か殺した後、新しい殺し屋が来た。名前は「ライズ」だそうだ。見たかぎり外国人だが、日本人だそうだ。

「よろしく…お願いします」

めっちゃ小声だ。こいつと俺で一旦バディだそうだ。

「何でここに来たんだ?」

「お母さんがいなくて…ここに居ろって」

「ここは殺す場所だぞ?」

「殺す場所だからいいんだって」

「そうか。」

「あなたはいつからここにいるの?」

「さあ…いつだったかな?」

「そっか…とにかくよろしくね。」

「あぁ、よろしく。」



その後、色々説明を聞いた後早速現場に向かった。

「っ…!」

ライズはめっちゃ驚いている。こいつと初めての任務は男をゆっくり拷問していく物だった。こいつでやるのは楽しそうだったから、すごくワクワクした。ライズはオドオドしている。

「まずはどういうふうに拷問するか考えて、必要な物をとってきてもらえ」

「じ…自分で持ってきたり、取りに行くのは…?」

「別にいいんじゃないか?器具を用意したらいいからな」

「なら、今回は私がやりたいです!」

「いいが…わからないことがあったら手伝うし、何でも聞けよ。燃やすのはOKがでるまで禁止だ。」

「はい…!ありがとうございます先輩!」

俺が先輩と呼ばれるのは嫌だ。昔、いじめられていた時に「先輩」と呼ばれて色々されていたからな。先輩と呼ばれるのは嫌だが、こいつが慣れたらいいつけよう。今言って、人手が減るのがいちばん迷惑だからな。



その後、ライズが持ってきたのは「注射針」「毒」「蝋燭」「ライター」「口枷」などだった。

「初めていいですか?」

「いいぞ。」

この言葉が、のちの合言葉となる。

まず彼女がやったことは「蝋燭に火をつける」ということだった。蝋燭は使っていいことになっている。抜かりないなこいつ。その後はいつもの感じだ。蝋を落として固めていた。固まるまで注射で麻酔を刺し、氷を置く。腕は凍傷に、下半身は燃えさせるためだ。

蝋が固まった頃。ゆっくりと剥がしていった。俺も手伝ったが、あまり上手に剥がれなかった。まあ、いい。その後火を使う許可が出たのでさっさと燃やした。

腕は凍傷にするため氷を常時置いている。そこから10分後、男は死んだ。内部を燃やされたためだろう。少しだけ目が残っていた。ライズは俺がいつも言っている言葉を真似したが、宗教に入っていないそうだ。後で入信してもらわないと。

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