第17話 多様性 その三
そろそろ飽きていませんか? 大丈夫ですか?
多様性というのは生物が生存していくにあたり、様々な可能性を広げる生存戦略でもあります。
例えば寒さに強い米。暑さに強い米。この二つがあったとき、冷害にも高温障害にもどちらか一方は助かるので、食糧不足になることがありません。
様々な作物を育てることで、人間は食に飢えることがなくなる訳です。これは他の作物にも言えることです。
ただ家畜の方はある程度、耐えてくれるので、あまり話題にはならないんですよね。
ちなみに家畜は牛・ニワトリ・ブタといった動物を育てること。農家は植物を育てること。という違いがあります。私と同じ生物学科出身で、農家の娘さんにはこの違いが分からなかったので、一応。
多様性は人の性格にも表れていると思います。真面目な人だけでは息苦しくなりますが、そこで人を楽しませるのが好きな人がいると会社の雰囲気は良くなりますよね?
性格の違いが、人を、社会を支えていることだってあるわけです。
真面目すぎても、楽観的すぎてもダメだから。
様々な人がいるから、この社会はなりたっているのです。
というわけで小説もそうだと思います。
同じ人、同じ構成ではないし、その人の個性が表れるのが小説だと思います。
そこでどれだけ読者さんと合致するのかが重要かもです。
それと書く側としては上のような真面目、楽観的といったワードから小説を生み出すのも楽しいと思います。
真面目過ぎてストーリーが進まない。とか悩んでいれば、その反対のキャラを出すとか。
長くなりそうので、この辺りで。
真面目キャラの話は明日します。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
ではでは。
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