第43話 もうひと頑張り

「何でお前がっ!」

「何で貴女がっ!」


「……………………………………………」

「……………………………………………」


支払いを済ませ、指定された席に案内されてからドリンクを注文していると、何故か見知った顔が知らない女子とラブラブな雰囲気で『あ〜ん』しあって食事中。


てゆうか、由紀さん?何で貴女まで叫んでいるんですか?


「で、どういうことかな?」


「あ〜、これはだな、なんというか、どう言えばいいのかな?」


「お前にわからないことが、俺にわかるわけ無いだろ!大体な、今日は俺の保護者だの言って着いてきておいて居なくなっておいてラブラブな世界を作ってるとは何事かな?」


僕の隣では、由紀さんが同じ様な詰問を桜井の対面に掛けている女子にしていたりする。


しどろもどろな桜井は、もう放おっておこう。グズグズしてるとランチビュッフェのラストオーダーで時間切れにになってしまう。


「桜井!後で説明してもらうからな?」


※※※※※※※※※※



「何で貴女がっ!」

「何でお前がっ!」



「……………………………………………」

「……………………………………………」


支払いを済ませ、指定された席に案内されてからドリンクを注文していると、何故か見知った顔が知らない男性とラブラブな雰囲気で『あ〜ん』しあって食事中。


てゆうか、聡一郎さん?何で貴方まで叫んでいるんですか?


「で、どういうことなのかしら?」


「あ〜、これはね、なんというか、どう言えばいいのかしら?」


「あんたにわからないことが、私にわかるわけ無いでしょ!大体ね、今日は私の保護者だの言って着いてきておいて居なくなっておいてラブラブな世界を作ってるとは何事かしら?」


私の隣では、聡一郎さんが同じ様な詰問を結良の対面に掛けている男性にしていたりする。


しどろもどろな結良は、もう放おっておきましょう。グズグズしてるとランチビュッフェのラストオーダーで時間切れになってしまうわ。


「結良!後で説明してもらうからね?」


さあ、聡一郎さん、時間いっぱい迄たくさん食べて、スタミナ回復させて、お買い物してから、『もうひと頑張り』しましょうね?

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