第42話 初めてしました
今回も、18禁ではありませんが直接的な性描写があります。
お嫌いな方はスルーして下さい。
本筋には影響ありません。
※※※※※※※※※※
「……………………トーさん、おなか、すきましたね?」
「……………………そうだね。」
ベッドの上、僕を跨いで乗ったまま見下ろしながら、乱れた息を深く吐きながら呟くユーちゃん。
もう、二時間近く、二人でお楽しみしてたから、とっくにお昼時は過ぎてるからね。
「ふぅ、騎乗位って、初めてしました。」
ゆっくりと、もう恥じらいもなく、僕の視線も気にせずにベッドの上に僕を跨いだまま立ち上がりながら、
「シャワー浴びて、食事、行きましょうか?」
「……………………そうだね。」
正直、今更ながらに目のやり場に、困ってしまう。
いかにも、『事後』という感じで股間をさぐりながらバスルームへ向かうユーちゃんを追いかけ、お互いを洗い合った。
「今日は、トーさんと、『初めて』を、いっぱいしましたね。『子づくりセックス』に、『初めての体位』に、それからいろんなキスとか。」
着替えて落ち着いていたら、ユーちゃんから大胆な発言が。
「改めて言葉にすると、恥ずかしいね?」
「でも、これからもっと、『恥ずかしい事』、いっぱいしましょうね!」
「……………………うん、期待してるよ。お昼御飯はまだランチビュッフェが間に合うから行ってみて、雰囲気良ければそこにしよう。」
「はい、ガッツリ食べて、もうひと頑張りしてくださいね?」
「頑張るから、部屋に戻る前に下着だけでも買いに行こうね。」
このまま続けると、帰る頃には…………
……………………チェックアウト時間は、最大午後9時までだったな。
僕は、今日無事に、帰れるんだろうか?
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