ダンジョンはめちゃくちゃ儲かるらしいけれど無視してぶっ壊します~聖女四姉妹と聖犬と透明勇者の迷宮破壊譚~

小ネタ集②

【ナサンタファミリー】

　亜人用の装備を主に取り扱う高級アパレルショップ。創業者（プレジデ・ナサンタ）は『長寿の財』を持っており、何百年も生きているという噂。現社長は創業者の孫。

【亜人大戦】

　約200年前に起こった『魔族』対『他種族連合』の戦争。魔王を失った魔族側からの和平交渉を他種族連合が受け入れたことで終結。和平実現のため、裏で『プレジデ・ナサンタ』が暗躍したという噂がある。

【魔族】

　魔族の中でも様々な部族が存在する。過去の大戦では他種族連合に対して、終始優勢であった。基本的に魔力が多く、魔法の扱いに長けている。ひと昔前は差別の対象となっていた。暗いところで目が光る。額に魔石をもつ部族は、魔族の中でも戦闘に長けた部族。

【ドワーフ】

　身長は小さめ。力が強く、手先が器用なドワーフが多い。男性の魅力は立派なヒゲだと考えられている。ひと昔前は女性もヒゲを携えていたが、時代が変わり価値観も変化したことで、現在ではヒゲをそる女性ドワーフの方が多い。大半が酒好き。

【獣人族】

　さまざまな部族が存在。それぞれの動物の特性を有している。犬の特徴を持った部族は犬系獣人、狐の特徴をもった獣人は狐系獣人と呼ばれる。

【エルフ】

　耳が横に長い。ダークエルフという部族も存在する。魔法を芸術に応用することが得意。ひと昔前は森林信仰が流行していて、機械を忌み嫌うエルフも多かった。

【魔女商店（魔女ショップ）】

　冒険に役立つさまざまなアイテムが売られている。大きな街にはだいたい存在するチェーン店。店番をしている店員は、皆一様に魔女のようなローブを着用している。一番人気の商品は、体力回復ポーション(200ゴールド)。ダンジョンについて困ったことがあれば、この店に行けば大抵のことは解決する。『技法修得キット』、『魔法のお札』、『モンスター図鑑』など珍アイテムも売られており、珍アイテムを求めるトラスもよく利用している。

【技法】

　訓練やアイテムなどによって、後天的に会得可能なスキル。『鍵開け』、『水中呼吸』、『遠視』、『暗視』などさまざまなスキルが存在する。

【宝箱】

　野良ダンジョンの最深部に存在するダンジョンの核。宝箱の中には、さまざまなアイテムが入っている。

　レア度　低　緑＜茶＜黄＜赤＜青＜銀＜金＜黒　高

【迷宮破壊人】

　放っておくと野良ダンジョンは増え続けてしまう。価値の低いダンジョンは冒険者から放って置かれることが多い。不要なダンジョンを積極的に破壊する役目をギルドから任せられているのが迷宮破壊人。トラスがフォコの炎で派手にダンジョンを燃やしているのは、迷宮破壊人の資格を与えられているから。

【魔法水晶（オーブ）】

　魔力を込めると魔法を再現可能なアイテム。見た目は手のひらサイズのビー玉。色は再現可能な魔法の種類によって異なる。ガラスのように透き通る素材で出来ているが、魔鉱石を加工して出来たもの。時々野良ダンジョンの宝箱の中に入っているオーブを模倣したものが広く流通している。

【魔力添加（マナブースト）】

　魔力を体の一部や武器に流し込み強化する技術。魔力添加を行った際の攻撃は、爆発的な威力を誇る。効果は魔力の質や量に依存する。物理的な効果と魔法的な効果を加えられるため、物理攻撃が効きにくい敵や魔法攻撃が聞きにくい敵にも有効。

【聖霊】

　神がつくりだしたと言われる上位存在。聖なる力を有している。人類と契約して手を貸すこともあるが、ごく稀にモンスターに捕食され、そのまま寄生することもある。モンスターに寄生後の聖霊は、宿主が絶命した際に解放されるが、寄生期間が長ければ長いほど嗜虐的かつ攻撃的な思考になっている傾向が高い。

＊サイレント修正のおそれあり。矛盾やおかしいところがあれば、教えていただけると嬉しいです。