第8話 仕事帰り

 今日は佑馬と俺の家に帰ることになった。


『そういえばさ、今日話したお前の家族の話あったやん?』


『そうだな。』


『それで思い出したんだけどお前の家族にリアルで会ったことってなくね?』


『あ~ 確かにな。で?』


『いや、お前の家行ってもいい? なんなら泊まらせてくんね? って話。』


『OK 別にいいぞ。』


 こんな流れで泊めることになった。


「ただいま~。」


「お邪魔しま~す。」


 2人して小声で挨拶をするのは自分たちで思う程シュールだった。


 喘ぎ声は……聞こえないな。よし。


 まずドアから近い美空の部屋から見た。誰もいなかった。


「あのさ、思春期の女子の部屋を父親が勝手に見るっていいの?w」


「知らんわ。ここにいないとなると、あいつの部屋か。」


 そういえば、最初に見てしまったのも玲羅の部屋だったっけか。ヤるのはあそこ固定なのだろうか。


 ドアノブを丁寧に動かすと、なかなか静かだよな。


「「「あ……」」」


 そこにはベッドの上で、寝ている玲羅とそいつの頭を割れ物でも触るかのように撫でている美空の姿が。どちらも全裸。


 はい。前回と同じく時が止まる……かと思いきや、結構スムーズに時は動き出した。


「いま寝ているから静かにしてね。お父さんたち。というか、お父さん。隣の人だれ?」


「服着ろ服着ろ。」


「えー? めんどくさい。」


「思春期なのに父親とその友人に裸見せるとか頭おかしいぞ。」


「いや、2人ともあたしの体じゃなくて目見てるでしょ。だから。」


 意味わからん。


「で、その人だれ? もしかしてお母さんを狙ってるとか? だとしたら(ピー)す。」


 割と目と声がガチだった。怖い。


「…こいつは佑馬。俺の親友 兼 同僚だ。こいつに恋愛感情なんかないから安心しろ。」


「なんでその人、黙ったまんまなの?」


「コミュ障なだけ。理解しただろ? 俺の家族はこんな感じだ。感想書いて俺のスマホに送っておいてくんね? 知りたい。」



~あとがき的なもの~

 いや~、最近肩の凝りが前の50倍くらいになって、腰痛も酷くなってる。猫背が原因かな。どうも、おはこんばんにちは、相対音感です!

 膝が痛くなると階段が地獄ですよね。ある段階から脚が動かなくなる……


 新キャラの人山佑馬、今回セリフほぼゼロ‼ごめんね。次回出す予定ないけどね()


 話すことがなくなりました。ということで終わり‼

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