詩 『刹那の祈り』
一乗寺 遥
刹那の祈り
桜の蕾と我が命
色付き膨らむその前で
我が手は枝の如く
息の緒に重ねて祈るは
ただ一つ
春雷よ来るな風よ静まれ
今際のきわの山桜
伴に花霞を見るまでは
ただそれだけでいい
終わり
詩 『刹那の祈り』 一乗寺 遥 @yoichijoji56
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます