第7話 心にも栄養は必要です
こんにちは、magasです。
朝晩急に冷えてきましたね。ずっと夏用の半袖短パンで寝ていた私は、朝の寒さに慌てて部屋着パーカーを引っ張り出してきたのでした(風邪引くぞ)。
さて、前回お話したように現在私のお仕事は繁忙期に入っておりまして、残業もありちょっぴり忙しいのです。
忙しいという字は「心が亡くなる」と書くように、少しずつ心がすり減っていくものです。
今のところそれほど消耗してはいませんが、時には身体だけでなく心にも栄養が必要となります。
私にとっての心の栄養はいくつかありますが、そのひとつに「ラブコメ」があります。今回は、そういったお話をしたいと思います。
私は、とりたてて読書家というわけではありません。
紙の書籍にしてもカクヨムにしてもたくさんの作品を幅広く読んでいるわけでもなく、読んだ作品数は決して多くはないし、ジャンルもかなり偏っています。そのかわり、好きになった作品についてはどっぷりのめりこむ性質があります。
いくつかのめりこんだ作品を挙げてみます。
『ハリーポッターシリーズ』
のっけからラブコメじゃねーじゃねえか作者オラァン!
まぁ言わずと知れた超人気作品ですけども実は学年が上がってくるとラブコメ要素もあったりするんですよね。主役のハリー、ロン、ハーマイオニーを中心にやけにリアルでドロドロした恋愛事情が描かれていたりします。最後には彼らの子供たちが出てきたりもします。
マジで徹夜して読破したことがあるくらい没入した作品。
『CLANNAD』
今度はゲームじゃねーか作者オラァァァァン!
大好きすぎてどうしても挙げたかったんですどうもすいませ(殴)
『CLANNADは人生』っていう言葉があるくらいアニメ界隈では必修科目とされるほどの人気作。元々は恋愛ゲームなんですけど、感動的な話が多くて、私も何度も泣かされました。一方で春原を代表とするコメディ要素もしっかりあって、笑えるところは笑える、感動するところは感動する、そのメリハリが完璧な作品。それと便座カバー。
私が今作を知ったのはアニメで、実は未だ原作ゲームをプレイしてないのですが、コミカライズ作品などはいくつも買い漁りましたね。
『とらドラ!』
これもかなり人気の出たラブコメ作品。
やはりアニメで知った作品なんですけど、アニメきっかけで原作も読破し、私に人生で初めてラノベを買わせた作品でもありました。
実を言うと、私はツンデレキャラも嫌いじゃないですがヒロインの手乗りタイガーさんはあまりにも物理的に手が出すぎるのでちょっぴり苦手で、どっちかといえば櫛枝さん派だったんですが、ツンデレキャラらしく終盤にいくにつれデレが増えていくのは可愛かったですね。
『護くんに女神の祝福を!』
これはラノベ好きの友人に勧められてハマった作品。
魔法にも似た「奇跡」の力を扱う能力を認められた主人公はその能力を学ぶ学校に入学しますが、編入早々、世界最強の呼び声も高い美少女の先輩に告白されるという作品。アニメ化もしてます。
コメディ要素、ガチの戦闘要素、恋愛要素どれも盛り盛りの作品ですが、最初は気弱だった主人公が努力して、世界最強たるヒロインに並び立とうとする成長が描かれていたのも良いところ。
最後に、私がハマりやすい作品の特徴でも挙げておきましょうかね。
①学園もの
私自身がリアル学園生活であまりいい思い出がないので(男友達はそこそこいたし一緒にゲームしたり遊びに行ったりとかはしたけれど、アオハル的な、陽キャ的なイベントは無く、ほとんど女子と話したこともない)、男女でワイワイ楽しそうな作品を好む傾向があります。アニメの海回とか旅行回とか好き。
②ファンタジー要素少なめ
カクヨムでも最近はファンタジー系が人気がありますが、タイトルからいきなり『異世界』だの『悪役令嬢』だの『勇者』だのと言われると、それだけで弾いてしまうことが多いです。
とかいいつつハリポタとか完全ファンタジーですけどね。あれは「ラブコメとして」ハマったわけではないので。
ラブコメに限って言えば、ファンタジー要素は多少入っている程度ならいいですが、世界観からしてファンタジーだと、どうも没入感が削がれる気がしてしまいます。「恋愛」と「ファンタジー」は別で楽しみたい派ですね。
③ハッピーエンド
やはり、ラブコメに「日々の癒し」を求めている私にとって、ハッピーエンドは一番重要といってもいいかもしれません。シリアス要素は、バニラアイスに塩をかける程度にならあってもいいです。困難を乗り越えることで絆が深まる要因にもなりますし、より感動が増したりもするので。
④純愛
男女ともに一途がいいなぁと。NTRとかざまぁとかの要素は好きではありません。
ハーレム系も、嫌いではないけどあまり読まないかな。主人公が最終的に誰か一人を選ぶパターンと、誰も選ばずハーレム継続するパターンとありますけど、前者だと選ばれなかったヒロインが不幸になりますし、後者だと主人公の優柔不断ぶりにイライラすることもあるので。
なのでカクヨムでは、男性主人公が一人とヒロインが一人、あとは友人キャラとサブキャラ、といった作品ばかり読んでいる気がします。
⑤突拍子もない設定
例えば、冴えない男がいきなりS級美少女に愛されるとか。人気アイドルや学校一の美少女にいきなり見初められるとか。まあ、現実にはそう滅多に起こらないような始まり方をする作品には、ちょっとハマりにくいのかなと。近年ではVtuberとか配信者とか登場する作品も多いですが、現実にも勿論いるけどそういった人達とリアルで知り合いになることって、そんなにないですよね。
ちょっと現実にないような事象が起こったほうが作品の引きにはなるし、書きやすくもなるのかもしれませんが、どうも私は天邪鬼のようです。
「努力もなしにいきなりモテモテ!」とか、「チートスキル与えられていきなり最強!」とかが好きじゃないのかもしれません。
私がラブコメを読む時の個人的なこだわりを色々と挙げてみましたが、勿論これらに該当しないからといって全くハマらないわけでもありません。
先に挙げた『護くん』は「ファンタジー」と「学校一の美少女にいきなり見初められる」を併せ持つ作品ですが、全巻読破するほどハマりました。
ただ歳を重ねるにつれ現実主義になってきてるのかなぁという気はします。なんでもかんでも現実に即せとは言いませんが、「普通の男の子」と「普通の女の子」の恋愛が見たいという気持ちが強くなっています。男性向け作品であれば、ヒロインの魅力を増すために美少女になってしまうのは致し方ないところですけどね。
こんなめんどくさいこだわりを持っている私なのでカクヨムで読みたい作品を探す時にもかなり苦労するのですが、突飛な設定に頼らないぶん作者様の技量が試されるので、とても良い作品に出会えることも多いと思います。
皆様も作品を読む時のこだわり等あるかと思います。ご自由に語って頂ければ幸いです。なにかご質問等あれば気軽にどうぞー。
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