シニカルなお話ですねー。面白かったです!
小説の主人公って、ある種の善性を前に出さないと、読者から無用のヘイトを集めてしまいますし、主人公がヘイトを稼いだら読者に読み続けてもらいにくいものですよね。なので、短編で一気に読ませてしまうこの手法はスゴいなと思いました。
物語の最後にアオを撫でにいくのも、結局は自分を慰める手段でしかありませんし、そういった事を読者に考えさせるのはなんともいえない【味】ですねー。いいですねー。
作者からの返信
ハヤシダノリカズさん
「面白い」と言って頂けて嬉しいです。自分でも、ひねくれ過ぎていないか心配でした。
善性と言う着眼点で考えたことがなかったので、それがないとヘイトを集めて読んでもらえないと言うことは目から鱗でした。
ラストの「味」、味わって頂けて嬉しいです。
読んで頂きありがとうございます。
真花
コメント失礼します。「青い犬」というタイトルで、どんなお話かと思ったら、本当に青い犬が出てくるとは思いませんでした。さらにピンクの犬まで出てきて……。それらの犬がどんなふうに品種改良(?)されて生まれてきたのか、といった方向に話が進むのかと勝手に想像しましたが、全然違う物語でした。いわゆる、マウントの取り合いみたいなエピソードが語られますが、青い犬という異物が登場するだけで、途端に奇妙で不思議な空間に連れていかれたようです。奇妙な味わいでした。ありがとうございました。
作者からの返信
@sakamonoさん
コメントありがとうございます。
そのまま、「青い犬」でした。
「途端に奇妙で不思議な空間」になり「奇妙な味わい」になったとのこと、よかったです。(よかった、以外に適した言葉がなく、妙な表現ですいません)
頂いたコメントから、「組み合わせ」についてもっと考えてみたいと思いました。ありがとうございます。
読んで頂きありがとうございます。
真花