その時まで、君を待つ
面倒くさくなってきました。
何がって、順番通りに読むのが。
すまない、百四十話以上の人。あっちの批評はまた今度やるわ。
あと、批評自体は休み時間みたいなときにやってるから受験どうこうはあんまり気にしないでください。ただ、一応これは読んでおかねば的なあれがあったので、とりあえずこれさえ読んどけば安心して終われる(訳ではない)っていうか。
まぁ、くどくど何か言い訳のようなものを並べたとてそこに義務が付随している訳でもなく。
僕が勝手にやっていることであり。
まぁ、つまり。
『有象無象ごった煮の50作品を順番に読んでいくのってしんどいから、企画にあんまり興味無いだろう人は一旦スルーして、わざわざチェックしてくれてるような人に対する罪悪感的なものを僕が僕のために減らす』ってだけのことで。
だから、自己主張さえしてくれればそっちを優先して読む方針に切り替えたってことだな。
或いは僕が気になってるのを読む。
本来読書ってそういうものだもの。
それを考えると玉石混淆的な場で有象無象を掻きわけ作家を探す賞の審査員って大変だな。
まぁ、僕なんぞは受験期にんなことしてる時間はない!っていう大義名分使えるし(Q,じゃあなぜこんな企画を開いたのか? A,突発的な衝動)、自主企画に何かを強制する能力は無いから、何だっていいんだけど。
何だっていいから始めます。
『一話へ』
一応、なぜこの作品なのかっていう弁解を重ねると。僕は暇な時に直近に何かしら通知飛んでた人の近況ノート漁ってるので、そんときにみた近況ノートが云々。
なお、作者はたぶん何を言ってるか解ってると思うのでこれは関係ない、批評見てる人向けの戯言なんですが。
えっと、簡単に言うと「僕への挑戦だっていってるんだもの!」って感じ。
仕方ないじゃん。そんなこと書かれてたら気になるに決まってるんだもの。人間だもの。
じゃあ、二度目だけど。始めます。
わーお。
すげぇなんか、あれ、序盤のシチュエーションが僕の書いたものすぎる。
悪いってんじゃないけど、ちょっと驚いた。
あと、それで言うと僕は自分の文章大好き人間なのでちょっと物足りなく感じたかも。
『しかし彼女が僕を出迎えると言ったのは、この檻の中のような寂れた空間を支配しているかのような、有無を言わせない何かを彼女から感じたからだ。』
あと、この「しかし」がよくわからなかった。
別に公園が豪華だろうとそうでなかろうと、出迎える行為に不都合は無いように思える。
あとね、そう。たぶん檻の中ってだけでは抽象度が高すぎて、ぼんやりした在り来りな比喩で終わると思うので。
僕なら例えば、「檻の中心で寝そべるライオンにも見られる、どこか支配的な圧」とかまぁ、そんな感じに書くかね。比喩って固有名詞が大事だと思いますし寿司しらす親知らず。
それと、
『すると彼女は公園前の自動販売機に、制服のスカートのポケットから取り出した千円札を吸い込ませ、あったか~いのミルクティーと、つめた~いのぶどうジュースを吐き出させた。』
ここ。
僕はこのタイミングに主人公ってどこにいたんだろうと思った。
『ここは公共の場、どこにでもあるような平凡極まりない公園だ。』
って言ってるから公園の中かと思ったんだけど。
それなら何を買ってるかまではわからないはずなんだよね。
めちゃくちゃ目が良くてかつ、自動販売機の位置が公園を出てから道路を横断した、向かい側の歩道にあるならまだ見えるかもしれないねって思うけど。たぶんそうでは無いでしょ。
自動販売機の近くだよね。投げて渡せる位置なんだから。
だからね。キャラクターの初期位置は明示しようか。こういう風に大雑把な場所を先に示した場合はね。出迎えるっつっても入り口とは限らないし。
いや、言い訳だと思うけど、僕の場合は会話に最初焦点を当てて暫く展開させたあとからしっかり位置示してた気がするし良いと思うの、たぶん。気の所為かもしんないけど。
でも誤解を招くような表現を避けるのは大事だよねって思ったところでふと、もしかして僕の方の一話が読みにくいのは現在位置がいまいちわからないからなのではとちょっと思った。
『五分前というと、さっき公園の入り口で彼女と出会った時くらいか。その時、僕は誕生した。何者かによってこれまでの生い立ちの記憶を与えられ、創り出された。
僕は少しだけ考えるが、僕のこれまでの人生が実際に経験したわけではなく記憶だけのもので、たかだか五分前からのことしか実際には経験していないのだとしても、特に思うことはなかった。むしろ、その状況が等しくみな同じという条件は平等性があっていいとすら思えたが、本当はみな五分前に創り出されただけの存在なのに、与えられた記憶次第でその者の立場が決められてしまうのなら、それはひどく悲しいことなんじゃないかとも思えた。』
説明パートがなんかもったりしてる気がしたので趣味改造加えます。
すまんね。
『五分前、というと公園の入り口で彼女に出迎えられたくらいか。なら、取り敢えずその瞬間に僕が生まれたと仮定しよう。そして、僕は偽りの記憶を頼りに彼女と会話し、奢りをいつも通りの過程と誤認して、今もこうして単なる冗談として世界五分前仮説という話題を処理する。五分前に自身が生まれたという現実を証明できないまま、直視できないまま、無為な会話を連ねている。……でも、だから何だと言うのだろう?
たかだか五分、そう思える程度の時間が僕の全てだったとして、そこに何の不備があるだろうか。この世に数多いる皆々様、全ての生命体が五分前に生まれたならば、ある意味でそれはスタートラインを合わせることを強要する昨今のSDGs的な風潮に適しているかもしれないし、人類皆平等の理念に最も近づいた答えかもしれない。
ただ一つ、僕は与えられた記憶みたいなちっぽけな要素で全てが決まってしまう世界なんて、それはひどく悲しいことなのかもしれないと思った。生まれがイコールで本人の境遇になってしまう現代社会と比べてどちらがどうとか明確な答えが出せるわけでもないけれど。』
って感じ。もちろん僕の主観マシマシだが。
いや、SDGsが嫌いな訳じゃないんだけど。生まれも含めた諸要素で人はスタートラインに立つ訳なので、そこの埋め合わせを無闇にしようとするのが好きじゃないだけ。
あ、ちなみにこのヒロインちゃんはどうか知らないけどうちの先輩は激重純情ヒロイン界の期待の星なんで。
ところでぶどうジュースの下りみててふと思ったんだけど。
つぶらなカボスって知ってる?あれおいしいよ。ホントに。
今四話読んでるけど一つ思ったことがあって。
文章として成立してるが、すっと入ってくる言い回しじゃない。
僕が書いてる文章は確かに無駄っぽいのの積重ねに見えるかもしれないけど。
『彼女が最期に言った言葉は、』
から、
『彼女の最期の言葉は、』
みたいに。
省けるところ、単純にできるとこはなるだけくどさが出ないように書いてるのですよ。
できるだけね?
どうでもいいけど田舎って自動販売機の中身も安いよね。
彼が住んでるところは百円の飲み物が無いのか、それとも特定の物を買うからお金が百円じゃ足りないのかどうだったんだろう。…どうだったんだと思う?
僕なんぞは少し前に百円で売ってた飲み物がそうじゃなくなったりしてて、むなしい限りだったりするのだけど。
どうでもいいけど、彼女の死に方知ってるのは主人公が犯人ってことかね。
って思った結果どうだったかまで言うのは良くないからやめとくけど。
ところで、自動販売機の飲み物の値段って割りと地域によって違うから住所特定、というか考察されるのを避けたかったらやめた方が良いと思うんだよね。知らんけど。
ところで、ずっとモノローグでは「少女」って呼んでて、台詞では「お姉さん」とか、ちょっと年上に対する対応なの気になったんだけど大丈夫?作者の主観出てない?って思った。
デリカシーは欠けた。
誤字とかは特に無かったかなって思いました。
『まとめ』
とりあえず総括すると、っていうか、文章の乱れとかでは特に指摘したいなって思うところも無かったので、だから、括りは一話だけになっちゃったけど、まぁ総括すると、
『基本的には面白かったが文章のいじり、つまり添削が甘いなと思った。文章というのは沢山情報を詰めたところでやっぱり削らなきゃ駄目なので、そこら辺をぱっと伝える工夫が足りなくて全体的にもさもさした文章になってるんじゃないかなと。何だろうな。正しい文章を書く意識はあるんだろうなって普段書いてる批評とか見てると思うんだけど、綺麗な文章を書くことに対する意識がまだ甘いんじゃないかって思ったのよね。ある程度の説明はできてるんだけど、それがクールになされていないっていうか。前も、他の書いたやつ見てて思ったんだよね。なんか文章だけど……文章だな、って。羽化して小説になろうよってことね。他でも言ってることだけどやっぱり一般化された単語の包容力に頼り過ぎな感が否めない。例えば、世界五分前仮説は世界五分前仮説のままで、自分の土俵に対する引っ張り込みが足りない。えっと、『芋虫のように布団にくるまった人』って比喩は在り来りなので、僕なら「じゃあ毛虫にしてやるよ」って近くにあるものを布団にぶっ刺す人ってキャラクターを連れてくるかな、そんな感じ。その物の面白さに甘えててそれを自分の面白さとして昇華するための努力が足りてない。努力してないっていうか、そうした方が良いっていう視点をおそらくまだ獲得できていないんだと思う。だから、与えてしんぜよう。そういうことです』
って感じです。
よくわかんなかったけどたぶん文章そのものの欠陥は無かったんじゃないかって。
で、以上伝えた部分を意識した文章作りをすれば良いものができると思います。
あと、予想以上に『Aliceは鏡の中にいない。』を引き摺ってた。
言葉回しとかの節々に相似点を感じた。
どこまで意識してるのかはちょっと気になった。
それじゃ、以上です。
企画への意見、ここをこうした方が良いんじゃないかとか、言い過ぎじゃない?とか、もっとここ指摘して欲しかったとかあればどうぞ。
あと、追記的に。
現在合作っぽい物の案を固めていますが、当方としてはスティリアさんとこの中の人だろうが、キャストだろうが、誰かしらに参加して貰えることを希望しています。
十分文章書けてるし、何か面白そうなことできそうなので。
尚、これはただの勧誘行為であり、それ以上も以下もないです。
ではまた。
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