君とやり直そうと、そう思っていた
前のが批評とも呼べない何かになってしまったということと、最近消化できてないのと、あとまだ短かったから次もいくぜ。
あなた最初の方に近況ノートにコメントしにきてた人でしょ。そこは覚えてる。
記憶力半端ないかんね。嘘だが。
じゃあ始めます。
『第一話へ』
実際のところ、ある種の八つ当たりみたいなものだから申し訳ない場合もあろうかも思うのだけど。もっと純文学っぽいのが読みたいな。
こういう文体から何も感じないやつはそもそもあんまり好きじゃないんだ。
なんか、書いてるだけっていうか。
一人称なのに本人のキャラクターをあまり感じられないっていうか。
いや、こういう主人公が悪いってんじゃないけどね。ただ、一言で言えば飽きたのですよ。
この企画をはじめてから読む文章って大半が無個性でさ、文章そのものが面白い訳でもないアイディア勝負が大半なんだよね。まぁ、趣味でやる分にはそれで良いかもしんないけどさ。
そうだねぇ。
できることなら書店に置いてある中で唯一手にとってもらえるものを書きたいじゃない?
それなら個性があるべきでしょう?
単に読みやすいってのは褒め言葉じゃないからね。読んだ人が何か新しい発見をできるようなものを目指しなさい。読み終わって、あぁーためになったなぁ、とか。思えるようなものをさ。
大体このテーマ選択ってことはどうしたって内容は平々凡々になりがちなのよ。平々凡々ボール。
つまり他の、描写とかで他を倒さなきゃいけないの。わかる?
あと、僕は情景描写、描写って繰り返しがちだけども。これはちょっと違うかもなって思った。
いやぁ、描写はしっかりできてると思うよ?
でも、僕は純文沼の住人だから。
こういう内面どうこうって小説はね。基本的に心情と情景は結び付くものだと思ってる。
例えば、水族館のくらげの不確かな雰囲気に消え入ってしまいそうな自分を重ねたりするし、ふと触れた机の冷たさに驚いて、驚いてしまった自分になぜだか落ち込んでしまったりする。
そういうものでしょうが。
最近の物書きって、そういう表現を恥ずかしいとでも思ってるのか省きがちだよね。そうじゃないから。恥ずかしいとしたらそれは単に洗練されていない印象が透けちゃってるだけだから。
いやまぁ、作風って言われたらそこまでだし。
最近の人は具象的な文章の方が好きみたいだから、だとしたらあたしゃ何も言えませんがね。
でも、心情を描くことが主体になっててテーマ選択がありがちな小説なんてね。それを平均的でなんの面白味もない文章でつらつら書いてみたら結局それは何も面白くないんです。
大体ねぇ。心情主体の一人称小説で現象だけ追ってたら書けるもんも書けないでしょうに。
いやまぁ、概ね気分の話なんだけどね。
僕は今もっと感覚的なものを読みたい。
そして、あんたが選んだテーマで書かれるべきはそういうものだと思ってる。それだけ。
関係ないけど。うん。
っていうか、さっきから本文にあまり関係ない話ばっかしてるんだけどさ。
僕が最近書こうとしてるやつで、なーんかあるキャラになりきれてる感じがしなくてさ。
だからあることをやってみようかとおもったんです。
毎朝鏡に向かって「お前は誰だ?」って話しかけ続けると云々ってあるじゃない?
だから何だって話だけど。
僕ね、キャラクターの心情を極めて冷静なときに考えて、実際書く前にそれを毎度読めば書けるんじゃないかって思ったのね。
つまり、キャラのプロフィールってことなんだけどそうじゃなくって。
私はA子である。
私は女である。
身長は160センチである。
……。
みたいに、書き連ねていく訳ね。本当はもっと細かくして、~だから、~に悩んでいて。~だから、~が嫌いで。みたいにする予定なんだけども。それくらいはしなきゃ自分と全然違う人の心情なんて書けないよねぇって話。
だからなんだって言われると、心情描写って難しいよねって適当に話逸らすけど。
『第七話へ』
急に飛んだの、適当じゃないよ。
別に細かく指摘しなくてもいいかなって、
頭ぼんやりしてて誤字探せる気分でもないし。
あと水族館って良いよね。
どうでもいいけどシャチのショーってあるのね。食べられちゃいそう。
『第九話へ』
あれから~が経った。
って、そんなに何回も使っていい表現でもないと思うかな。安易すぎるし唐突だし。
どうでもいいけどね、
「僕のために~してくれたのか?」
みたいな台詞嫌い。
お前は何様なんだって思う。
歴戦の君主だけに許される台詞だからそれ。
「儂のために、今まで尽くしてきてくれたのか?」
みたいなねぇ。
『「俺はさお前らなら元通りになれるってそう思ってたんだ。本当にすまん」』
誤字か句読点不足。
これってまだ終わってない感じなんですかね。
だとしたら落ちがなきゃなんとも言えないけどね。
『まとめ』
まぁ、総括すると、
「良くある恋愛小説です。キャラクター自体はまぁまぁ書けてますし、描写もしっかりできてます。表面的にはそれで十分でしょう。ただ、僕の気分的に…なんて言うと何の根拠もない意見(実際ないです)にしか聞こえませんが、数ある中で手に取られる程のものではないと感じました。個性がありません。これなら文章をある程度練習すれば誰にだって書けるでしょう。それはあんまり好ましいことじゃない。普通に上手いのは良いんですがね。文章ができてても見せ方がなってない。適当だが。だがだが、だがしかし、もっとやりようはあったんじゃないかなって思いました」
って感じですが。
…これもあんまり批評らしくはありませんねぇ。
要点がまとめられてなくて言いたいこと言ってみただけですものねぇ。でも、誤字指摘さえしてれば批評ってのもちょっと違うとも思うし。
そうね。褒めてみるとか?
実際描写自体はしっかりしてると思ったわけだし。でも難しいのよね。他人の、別に趣味でもない文章褒めるのって。
じゃあだとしたら、そう。
やっぱり批評ってアドバイスだし。
無理です空腹で眠くてそんなこと考えられる頭じゃないです。何か参考になりそうな小説とか作家とか適当にあげるのでそれ読んでください。
【作家】
村上龍
村上春樹
辻仁成
有川浩
新海誠(本人がノベライズしたもの)
【小説】
冷静と情熱のあいだ(注意、二つあります)
植物図鑑
太陽の塔
とか(思い出すのが面倒になった)。
適当にやったつもりもないけど、たぶん他よりは適当ですまんね。
そんじゃ、以上です。
企画への意見、ここをこうした方が良いんじゃないかとか、言い過ぎじゃない?とか、もっとここ指摘して欲しかったとかあればどうぞ。
特に、今回の指摘は甘かったと思うので、必要とあらば何か振られたお題通り書き足しますよ。
例えば、比喩がわからんとか。
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