前のエピソード――キミにあい言葉はいらない

まず宣言。

90000文字は少し長いので無理に誤字は探しません。あと69話ってことだけどこんな分ける必要あった？まぁ、読むけどさ。

じゃあ、始めます。

『一話へ』

俺はケンよろしくな

句読点！区切れ！けんよろしくなって言われて言語として処理できるか!?

『二話へ』

父さんが告げたってとこ。

なんで告げたにつげたってルビ振ってあるん？

平仮名には意図しないと振れないからわざとやってるんだろうけどさ。正直、訳が解らないです。

拗ねてもそうだけど、なんなんだこれは。

『三話へ』

魔法船のおかげででしょ。

誤字。

「でも、魔法を動力にするってどうやっているの？

　魔法って『都合の良い物じゃない』っていつも言っているじゃないか」

「そうだな。船の動力にできる様な都合の良い物じゃないな。

　これは教会の機密になっていて父さんも分からないんだよ」

教科書の会話みたい。親子関係でこんな会話するかね？

『四話へ』

もう変なルビには突っ込まないから！作風なんだねそうなんですね解りました。

余計に小動物の様に感じれる。

ら抜き言葉全般を否定したい訳じゃないけどこれはちょっと変かも。

タイミングを外され俺は話しかける事が出来なかった。

だから句読点は有効に使えと。

はずされおれって言われたら困惑するやろがい。

『五話へ』

待て待て待て。

一話で

何度も練習したかいなく、顔を伏せて蚊の鳴く様な声で挨拶を返した。

って言ってるよね？

「シャリー……よろしく……」

　まさか話しかけられるとは思わず、うまく声が出なかった。

しかも待ってたんだよね？

何で話しかけられるとは思えなかったんだ。想像力の欠如か？そうなのか？

…はぁ、なんなんだ全く。

助言するなら、「まさか、向こうから話しかけてくるとは思わず」とかにした方が良いかもねって感じ。

『私は挨拶した時からずっと下を向いていたのだ。

　きっと私の緊張を解こうとずっと笑顔で話してくれていたんだろう。

　そう思うと最初とは別の意味で顔が赤くなった。』

関係ないけどこの手のチョロイン嫌い。

もっと好感度上げる条件めんどくさい女が良い。

小説のキャラクターはなぁ、現実と違ってめんどくさいキャラのが味が出て良いんだよぉ！偏見だがな。（チョロインが嫌いというのは若干語弊があるが、何のイベントも無しに会話だけでなびかれるとちょっと）

『六話へ』

何でいきなり三点リーダー使うのやめたの？

あと面倒だから句読点不足ももう指摘しない。流石に頑張って自分で探してくれ。人の細かな添削に割く労力はない。

『八話へ』

少し前から思ってたけど、君そんなキャラだった？少年っぽいのから幼年にクラスチェンジしてない？

『十二話へ』

シャリー曰く《いわく》門下生達から声が上がる。

ルビ振れてないよ。まぁ、そもそもシャリー曰く門下生達からって並びに違和感あるけど。

シャリー曰く門下生の彼ら、にしたらどうかね？

『十三話へ』

昼過ぎケンの家へ向かう。

昼過ぎケンって名前みたいじゃんか。

『十七話へ』

そうしてるんだろうけど、てにをはが抜けてて不自然な箇所がちょくちょくあるから一度作風か文章かを見直した方が良い。

『二十二話へ』

その前に魔物って何なんなのか教えてくれ

なんなんなのか。誤字かね。

そうですね。。。まずやりたい事は３つあります。

言葉遣いが子供の夏休み計画。

『二十三話へ』

協会に助けを求める事が出来るとは思うのですが

村長はその教会のヤツがなった方が良いとか言い出すかもだぞ？

協会なの？教会なの？

『二十七話へ』

「安静にしていなさい」と嗜めた《たしなめた》

ルビ振れてないよ。

『二十八話へ』

泣いているケン頭を優しく撫でた。

脱字。

『四十一話へ』

そう思いつつも優しケンのことだ。

脱字。ケンの派生系多すぎでしょ。

『四十二話へ』

「大丈夫。。。たと思うけど、どうしたの？」

だと、誤字かな。

『五十七話へ』

咄嗟に頷ずいてしまった。

僕の知ってる送り仮名は頷いて、で「いて」だけど、たまに昔の本だと送り仮名省略されてたり増えてたりするしその類いかもしれん。

『六十五話へ』

俺たちは街に着いた後、教会の人が使っていた屋敷の一部を借りて生活をした。

生活をした。ってのがな。他でも言ってるように「する」「した」は安易すぎるから。極力使わないようにした方が良い。生活を始めた、とかが良いかも。

『まとめ』

最後まで読みました。なので罵倒します。

いや、その論理は変だけど。

でも、くっっっそつまんなかった！！！

いやね、世界観考えたのね、もういいよ別に。

それはね。否定はしない。

でも、冗長な文体と結局何が伝えたいのか徹頭徹尾伝わらない文章。だらだらと日常を描写するだけの展開にちょっと騒動パートが添加されたものが90000文字、苦行だ。

すげぇ疲れた。読み終えたことを感謝してほしいくらい。

まず、物語というものにはね、

「伝えたいこと（テーマ）」「登場人物（キャラクター性）」「楽しめる展開」「演出」とかね。色々必要なんですよ。これはまずテーマが見えなかった。何も。ただ、思い付いた設定で書いただけにしか見えない。

登場人物はどこにでもいるようなキャラクター、まぁこれは良い。

良し悪しの良いじゃなくて、どうだって良い。

おそらく世界観の方が重要な話ってことだろうから。実際キャラクターに魅力は感じなかったよ？

「ケン」じゃなくて「少年A」だった。何か惹かれる点も無かった。普通、つまんない。

だけど、ここはそこまで重要じゃない。だから、突っ込むのはやめとく。

展開、面白くない。何が悲しくて魅力の無いキャラの恋愛模様を下手な描写で見せつけられなきゃいけないのかと。いやね、嫌になるよ。つまんなかったもん。カクヨムの人が優しい意見を返すのって規約違反でコメントは消えるし、そうじゃなくてもやめようと思えばやめれるからだもん。

でもしっかり読んだ。褒めろ、そして僕の書いたものを読め、それがどんな苦行であってもだ。

…とはまぁ、そこまでは強制しないけどさぁ！

本当にね、辛かったです。

でも、こんな曖昧なコメントでどう直せって思うでしょ？だからしっかり指摘してあげる。優しいでしょ？優しいと言って？かなーり疲れたんだから。

まず、場所、人物が無個性だった。

例えば、村に魚が特産って条件を付加しよう。

じゃあ何故特産なのか。

→海が近いから。

魚といってもどんな魚が特産なのか。

→熱帯魚とか？

じゃあ貿易における顧客層は？

→好事家の金持ちとかかな。水槽に入れて買うのが流行りなんだよね。

なるほど、どこら辺での流行りなんだろう？

→都会でしょ、やっぱり。

ところで熱帯魚なんてどう獲るの？

→そりゃ大事な商品だから傷つけないように素潜りで獲る人がいるんだよね。

なるほど、じゃあ漁師キャラも入り用だね。

肺活量もすごい人、泳ぎが得意なね！

……みたいな、わかった？

これが設定の膨らませ方。何故、から広げていく。そうして場面の解像度を上げていく。これさえ考えればふと入った村長の部屋に余り物の観賞魚を置いたりもできる。

他にも、僕なんかがファンタジーを考えるときはその時代での「流行り」を考えたりするね。

前の時代の流行りには反発するもの、今の流行りはこれ、みたいな条件を加えることで見た目や情景の描写における解像度が上がる。

よくみる異世界ファンタジーものの村とかって本当無個性でさ、あー、何も考えてないんだなって思う。その結果アニメ化しても何だかぼんやりした印象の服に建築物に飲食物に習慣に宗教に。

現実にあるものをもっと観察し、調べてみるといいよ。それぞれ理由がある。宗教における規律も服装も食べ方の行儀まで。たぶんさ、あなたは世界観で勝負したかったんでしょ？違う？

だとしたら、そういう細かな気遣いで解像度を上げるしかないんだ。

上げて、突き詰めた先にようやく個性が出てくる。今の作品は無個性だよ、本当に。

せめて文化さえ息をしていればもう少し楽しく読めたと思うんだけどな。キャラクターの解像度の低さも目立ったけど、そんなことよりこの冗長な作品を面白くするためには世界観の解像度を上げてかつ、展開の中に「この世界観特有の、まだ他に作家の誰もやっていない何か」を混ぜることで彼らにとっては日常だけど我々にとっては真新しい何か、を演出するしかない。そう思う。

それからキャラクター性を作るときは過去のトラウマや成功体験が趣味嗜好に影響することを考えて設定した方が良いよ。それ以外で適当に付けた「甘いものが好き」とかは単なる設定でしか無いから。もっとも、全てに理由づけをとまでは言わないけどね。元々そういう性質の場合もあるし、

『まとめ』

じゃあ、長くなったのでまとめに入るよ。

「長くてつまらない作品だった。世界観自体もありふれた百歩前くらいで止まっている感じ、もっと工夫しよう。心情描写は稚拙だが、その辺りは設定のより細かなところがなっていないからできていないことだと思うので、あなたは設定の根本的な作りを見直した方が良い。ただし、どんな設定であろうとここまで書けるのは十分素晴らしいことだと思うので前述した指摘を参考に何か設定を組んでみれば良いものは書けると思う」

ってとこかな。

そんなあなたには「精霊の守り人」とか、マジでおすすめ。あれはしっかり世界観ができてる。

流石文化人類学者ってとこだね。

じゃあ以上です。

企画への意見、ここをこうした方が良いんじゃないかとか、言い過ぎじゃない？とか、もっとここ指摘して欲しかったとかあればどうぞ。