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第6話 攻撃魔法とは....」への応援コメント

  • Aを倒す為に、家族を狙う……一種の人質——ってやつなのかな? 超能力者って純粋な「強さ」がランクに影響するのだろうか……? それでも、道徳的、社会的に見れば……おそらく、そういった非人道的な行為には、何らかの取り締まる組織がありそう(FBI的な)。その組織の人間もAだとか……
    気になるのは——超能力って、「遺伝」って影響するのだろうか? 家族でAに開花する者が出れば、兄弟や、子でもAになり易いとか……?

    魔法……の話題で、ふと「超能力」の話が出てくるのは、今後どう関与するのだろうか……気になります!

    作者からの返信

    ランク付けされるのには要素が2つあります。
    1つ目は述べてくれたように純粋な「強さ」。どれくらいの力を秘めているのか、どれくらいの威力があるのか。という感じです。
    しかし、これだけはランクは決まりません。
    なぜなら威力は当てにならない可能性があるからです。
    この話の超能力では、後々に出しますが、「身体強化系」、「物理系」、「摩訶不思議系」の3つに分けられています。

    「身体強化系」は、その名の通り、身体を強化する能力者です。
    正直彼らは能力者の中で待遇が良くない人たちです。身体が強化できてもできることに限界があるからです。さらに能力者は自身の能力の純度によって身体強化の度合いが変わってきます。主にAランクともなると相当高い身体能力になっています。
    なので、正直「身体強化系」はAランクの「物理系」、「摩訶不思議系」には勝てません。身体強化倍率が1ぐらい違うというぐらいの些細な強化なためです。
    「物理系」は結構強い部類に入るんじゃないかと思います。その名の通り、物理に関する能力を使ってきます。例えば反射。それは物理現象なので物理です。物理現象のようなものはほとんどが物理です。

    「摩訶不思議系」というのは「物理系」でもなく「身体強化系」でもない能力者のことです。基本的にAランクは「摩訶不思議系」が大半を占めます。
    理由は単純に強いからです。基本的に「摩訶不思議系」は法則や概念を操ってきます。
    例えば、作中にも出てきた「他の人を自身の身代わりにする能力」というのは「摩訶不思議系」です。他にも「ルールを作る」というのも「摩訶不思議系」です。

    これを踏まえて2つ目の要素ですが、
    「純粋ではない『強さ』」です。
    これが康輔の家族が狙われる要因となっています。
    これは「摩訶不思議系」のために作られた制度です。
    例えば、「ルールを作る」ですが、これは威力があるか....と言ったらうーん。ってなってしまいますよね。なのでこの制度があります。
    要は下剋上的な感じです。
    それに勝ったんだったら多分、威力はないけど強いんだろう.....という感じでランクが上がるわけです。
    という感じで強いやつは狙われる可能性が出てくるわけです。
    康輔の家族は戦える術を持っていません。
    康輔は魔法でなんとかなりますが、両親と妹は無能力で魔法も習得していません。なので康輔は狙われることを心配していたわけです。

    なお、そういう取り締まる組織はいません。
    取り締まるのは国家権力。つまりは能力者の警官というわけです。
    しかし、ランクAは容易に世界を滅ぼせてしまう力を持っているため、国はランクAに対しては何もせず、目を瞑ったまま黙認してます。
    なのでランクAが強姦をしようと、殺人をしようと基本的には黙認するわけです。死体などの処理だけする....と言った感じで。
    まぁ、ランクAに狙われたら御愁傷様....と言った感じです。

    遺伝はあるのかどうなのかわからないという設定にしています。
    そもそも、超能力自体がはっきりとしていないもので、不明瞭な部分がたくさんあるものなので、遺伝らしきものはありますが、ない時もあると言った半々なのでわからない。ただあるかもしれない。とだけ言っておきます。
    (そうでもしないと『遺伝を操る能力』のやつが大暴れできてしまうので)

    面白いと思ってもらえてすごく嬉しいです