第29話

 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜



 柾國まさくには 出張初日

 社長とのぞむの3人で打ち合わせ中…

 思い出していた



『そういえば、

 俺が出張に行くと聞いて

 智さん、ニヤッとしてたなぁ…』



「・・・・・・・・・」



( ゚∀ ゚)ハッ!もしかして……



 いらぬ妄想を掻き立てる



 。・:*:・゚★,。・:*:・゚☆。・:*:・゚★,。・:*:・゚☆⁡

 .....モウソウチュウ.....



「ア〜ミさんっっ♡

 今夜の相手は、僕でどう?(*´꒳`*)♡

 ふふふ、いないから

 ヤリたい放題だよぉ!!!!

 ニャォォォォン!!!!(「ΦωΦ)「 」


「あ〜ん♡さとちん…

 可愛い顔に似合わず

 は・げ・し・っ♡(*´°`*)ハゥ♡」



 。・:*:・゚★,。・:*:・゚☆。・:*:・゚★,。・:*:・゚☆⁡



 ∑(*ºㅿº* )ハッ!!


 ここは 取引先の会議室!!!!

 打ち合わせ中!!!!


 我に返る…



「・・・・・・・(。´-д-)ハァ-」


 ま、まさか…

 アミが寂しいからってそんな…


 いや、待てよ…(*゚ロ゚)ハッ!!

 アイツも…



 。・:*:・゚★,。・:*:・゚☆。・:*:・゚★,。・:*:・゚☆⁡

 .....モウソウチュウ.....



「先輩って…

 いいカラダしてたんだね…」


「やだぁしゅん…そんなに見ないでぇ(*´°`*)ハゥ」


「俺のワールドワイドなテクで

 アミを気持ち良くイカせてやるよ…」


「(´º∀º`)ハァァァーン…じん…来てぇぇ…(*´°`*)ハゥ」


「俊、お前はこっち…

 俺はこっちから…」


「 rrrrrrrraap !!!!!

 先輩woh ♪

 Beatに合わせてぇ aye ♪

 スクラッチ…yo…yeaaah !!!!!!!!」


「あ〜ん♡チョット

 何言ってるかわかんないけど

 初めての 〇ピ─────ッ(*´°`*)ハゥ」



 。・:*:・゚★,。・:*:・゚☆。・:*:・゚★,。・:*:・゚☆⁡



 ∑(*ºㅿº* )ハッ!!


 おいおい…( ´ㅁ` ;)

 何だよ、この妄想チャンネル…


 はぁ…疲れる……


 って…

 まだ が残ってたっ(*゚ロ゚)ハッ!!



 。・:*:・゚★,。・:*:・゚☆。・:*:・゚★,。・:*:・゚☆⁡

 .....モウソウチュウ.....



「… 朝まで逃がさないから

 たくさん噛みまくってやるよ…

 どこがいい?ん?

 ここかっ!!!!!…ガブッ!!!」


「てっ…ちゃん…(*´°`*)ハゥ

 噛みまくってぇぇぇぇ〜ん♡

 痛い〜〜ぃ♡(//▽//)

 何すんのぉぉぉぉぉん♡」



 。・:*:・゚★,。・:*:・゚☆。・:*:・゚★,。・:*:・゚☆⁡



 【ガタンっっ!!!!】

「………っ… (;`Д´)ハッ」



 気がつくと 立ち上がっていた…


「どうした、マサ…顔色悪いぞ?」


「柾國くん、冷や汗が…」


「だ、大丈夫です…すみません(^∀^;)」




 ・・・・・・


 もう帰りてぇ…(>︿<。)



 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜



 柾國が仕事中に

 卑猥ひわいな妄想をしていたことも

 露知らず…


 PM10:30…約束の電話の時間…

 寝る準備を済ませて

 アミは目の前のスマホが鳴るのを

 待っていた



 ブーッ、ブーッ…


 キター゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚



 ・*:.。..。.:*・゚…電話中…*・゚・*:.。.*.。.:



「まさくん、お疲れ様!!」


 ──「お疲れぇ…すごい疲れた…」


「声がもう、元気ないじゃん…‪‪‪(ノ∀`)タハー」


 ──「結構 歩き回ったし

 まぁ、他にも…色々あったけど…」


「お風呂でしっかり温まって

 マッサージだね!」


 ──「そうだな…」


「…大丈夫?疲れてるみたいだから

 今日は、この辺で…」


 ──「アミに…もう会いたいよ…」


「……私もだよ」



 〽︎ こんなんで

 大丈夫なのか、私たち…


(*゚ロ゚)ハッ!!…一句詠んでしまった



 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜



 それから毎晩、

 欠かさず電話で話をした



「今日、松竹梅の3人から

 "この前は すみませんでした"って

 お菓子もらったんだけど

 これ、毒とか盛られてないよね?…」


 ──「松竹梅…‪‪‪?!

 なんだそれ(*°∀°)・∴ブハッ!!w」



 たまには顔を見ながら通話もしたり



「明日ね!

 カナ、マスミ、ユカ、

 チハル、アキコ先輩と

 ご飯に行くから電話遅くなるかも」


 ──「おぉ!…皆によろしく伝えて…」



 "寂しい"と声に出してしまえば

 もっと寂しくなるから我慢する…



 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜



 お互い忙しく過ごして

 出張に行ってから

 ようやく1週間が経った


 お昼の休憩中

 さとちんに話し掛けられる


「アミさん、元気ないね…

 寂しいんでしょ〜?( *¯ ꒳¯*)ニヤッ」


「え、そう見える?」


「今日で1週間だもんね…

 美味しいもの食べたら

 …元気になる?」


「あら〜!心配してくれるの?(*´艸`)」


「…あ、…えっと…( ˙ㅿ˙ )」


「屋台でも、行く??」


「いいの(*゚ロ゚)ハッ? うん、行こう!

 誘っても断わられると思ったァ〜

 ε-(´∀`*)ホッ

 あ、大丈夫だからね!

 柾國さん、面倒くさそうだから

 アミさんには、手を出さないから!

 アヒャヒャ(ノ∀≦。)ノ”ヒャヒャww」


「さとちん、爆笑してるし(´∀`*)ケラケラ!

 うん、確かに面倒かも!

 ププ━(〃>З<)━ッッ!!!

 明日休みだし、行こうよ!」


「お!決まり!

 今日のオススメは何かなぁ〜

 あ、アミさん…

 同時通訳お願いね(*´艸`)」


「まかせて!(´∀`*)」


 優しいぞ!さとちん!



 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜



 同じ頃…柾國まさくにの方は…

 取引先からホテルに戻る道中


「マサ!」


「はい!」


「今日、昼から休んで良いって!」


「そうですか!わかりました!」


「あと…今晩なんだけど

 取引先の主催で

 女の子のいる店に行くんだって…

 マサ、どうする?」


「…行かなくても良いのであれば」


「だよな!

 そんなとこに連れて行ったら

 俺がアミにボコられる!アハハ(ノ∀≦。)ノ

 明日も休みだからゆっくりしろよ!」


「はい…」



 昼から休みか…

 ここに来てから

 結構ハードな1週間だったし…

 街の散策でも行こうか…



 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜



 街に出て

 ふと、ある店の前で足を止めた


「・・・・・・・・・」


 ── よし…



 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜



「おっ!さとすたのか…

 うぇァ?」


「え、名前…

 覚えてくれてる.。゚+.(・∀・)゚+.゚」


 おじさん、意外と記憶力がいいのだ!


「ちゃっこくて、めんこいから

 すぐ覚えたど!ボハハハ…」


「ちゃっこい?…めん…(。゚∀ ゚。)え?」


「小さくて、可愛いから覚えたって…」



「全然何言ってるかわかんない!!!!!

 アミさん居ないと、

 ここに来れないじゃん(ノ∀≦。)ノあはは」



「アム(アミ)、あっち見てみそ…」


『ん?』


「あ!…じんしゅんッ!!!」



「おおおお!アミっ!(*´罒`*)」


「先輩っ!!!ヽ(´▽`)/」


 懐かしい笑顔に…泣きそうになる…

(´⌒`。)グスン



 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜



「アミ、元気だった?…

 あれ?別れたのか?」


 さとちんを見て、仁が言った



「失礼だな!別れてないよ!

 こちら、今の職場の先輩、さとちん」


「職場の先輩にそんな呼び方!

 先輩が相変わらずで良かったε-(´∀`*)」


「さとちん!このふたりは

 前の職場で一緒だったの!」



「初めまして、智です(*´꒳`*)」


「アミの親友、仁です…(*`・ω・)ゞ」


「アミさんの後輩の俊です!(´∀`*)」



 自己紹介が終わったところで

 仁が口を開く


「もう1人、あとから来るよ」


「えっ、誰だろ…」




「遅くなりましたっ……えっ…」


「あ、てっちゃん…!!!!!」



 ・・・・・・・・・


 アミのこと

 やっと気持ちに整理がついたのに…

 また会うって…何なんだよ…

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る